みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

シャフト

シャフト [DVD]
映画を見終わって一番最初に思った感想が「誰か、この映画の中で”シャフト”と叫んでいるセリフが何回あるか数えた人いないかな?」だった。それほどまでに何度もこのタイトルが作中で連呼される。

ちなみに、シャフトとは主人公の人の名前である。別に珍しいというワケでもないし、なにやら特別な意味があるという感じでもないとは思うんだけど、一応辞書で調べてみたところ「矢柄」とか書いてあったけど、多分「give 〜 the shaft」で「ひどい目にあわせる」とかいう意味らしいから、たぶんそっちのニュアンスなんじゃないかと思う。

というのも、この映画。なんだか「あぁ、アメリカ人好きそうよね」というテーマと内容だったからだ。という感じでストーリーを改めて紹介すると、

「人種差別主義者の大富豪の息子が起こした殺人事件を捜査する警察官と、命を狙われている目撃者のお話」

って感じ。いや、実際見るともっと複雑でちょっと違うんだけど、まぁ要約するとこんな感じって感じ。


改めてこの映画を振り返ってみると、「えーっっと?」と言いたくなるほど登場人物が多い。単純にグループ単位で数えると「シャフトとその仲間」「それ以外の警察」「犯人」「麻薬組織」「被害者」「目撃者」と結構複雑に絡んでくる。微妙に立場が紛らわしいので適当に見ていると置いていかれてしまうだろう。間違いなく。

映画の全体的な感想としては楽しめた方だけれど、結局あんなにバンバカ事件(銃撃戦)を起こしておいて、お咎めなしって感じの世界観はやっぱりなんていうかアメリカ?って感じだし、なにより主人公の「スーパーヒーロー」っぷりもちょっと凄すぎな感じかも。


というワケで、だれか凄く暇な方は「シャフト」と何回ぐらい呼ばれているか数えて欲しいかな?とか思ってみたり。求む、チャレンジャー。