オー・ブラザー！

昨日書いた「ジョージ・クルーニー」で思い出した。この作品、好きでいつか書いておこうと思ってたんだ。

隠した財宝を取り戻すためどうにかこうにか脱獄した囚人３人組。行く先々で思いもかけない出来事に遭遇する彼ら。そして成り行きで地方のラジオ局に「ズブ濡れボーイズ」なんて適当に決めたグループ名での出演まで果たした。そしてその事が彼らの運命を・・・。

って感じ？かと。いや、もう。この映画、大好き。*1

すんごいノリノリのカントリー・ミュージックが耳に残ってとても心地よい。それにしてもジョージ・クルーニーってマジで歌がうまいのね。別に嫌いな俳優ってワケじゃないんだけど、顔の濃さと女性にモテちゃう妬み？からあまり積極的に「いい男だよね」って言うのをためらう自分なんだけど、この映画は間違いなく「いい男だよね」と思う。役がっていうより俳優としてだけど。

そしてテンポの良いストーリー、先が読めない展開、随所にきいた小粋なギャグ。そして何処か懐かしい感じのする、古き良き時代？なアメリカ南部の風景がまたこの映画を心地よいものに仕上げていると思います。

主人公達が脱獄囚ってことで、全体的に大雑把な荒っぽさもある感じなんだけど、彼らは別にギャングの様に凶悪な殺人犯じゃないし、行き当たりばったり的な展開がとにかくコメディー感を高めていて面白い。実は目的もお金だけじゃないし。詳しくは映画を見てからね？って感じなんだけど、３人組の他の２人もとってもいい味を出しているので、軽い気持ちで見ちゃってください。

この映画、映画館で見たらきっと、観客席中がハッピーな空気に包まれてたんだろうな〜。

*1:って、実はまだＴＶで１回しか見たことないんだけど。。。もう一度みたいな〜。マジで。