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バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲!!

BATMAN&ROBIN~Mr.フリーズの逆襲!!~ [DVD]
と言う訳で、バットマンシリーズの4作目。主役は何故か「ジョージ・クルーニー」に変わってしまっている。それにしても、なんでバットマンシリーズってすぐに配役変えちゃうの?個人的には残念。

前回はロビンが仲間に加わったけど、今度はバット・ガールも加わる。ちょっと加わりすぎな感じがしちゃったりしちゃうんだけど、これも時代の流れなのか。次のシリーズでは「バット・キッド」とかが出るんじゃないか?とか、アルフレッドも一緒になって「バット・シルバー」とかで登場するんじゃないか?五人揃って「ゴバット!マン」。色は全員黒(一人だけシルバー?)!うわーっ、とか変な妄想をしてしまったりとかするのは行きすぎですか?そうですか。

さて、この映画を見た一番の感想は「Mr.フリーズの逆襲 バットマン&ロビン」だな〜って感じたこと。人数が膨らんじゃったバットマン軍団はいまいち迫力に欠ける。特に急造の軍団だからチームワークもいまいちな感じが否めない。クールというよりドタバタ感がどことなく漂っている。

そんな訳で、実は主役は「Mr.フリーズ」なんじゃないか?と思うと、一応この映画は納得できる。バットマンシリーズの敵役は、どこかぶち切れた人が多い訳なんだけど、Mr.フリーズに関して言えば、シリーズ中一番かわいそうな敵役・・・という事になるんじゃないかとおもう。その彼の家族愛、ヒューマンドラマな部分にヒーロー物でアレンジしてみました!って感じで考えると、この映画のテーマは「バットマン」じゃなくて「Mr.フリーズ」なわけ。

この感覚はある意味、ウルトラマン世代な人たちには判ってくれるかも知れない。退治しなくちゃいけない怪物だけじゃないんだよ。スペシウム光線を打たない回だってあったでしょ?と。


しかし、この手の勧善懲悪型の映画で、見る人がそう期待しているワケだから、こういう作品にするのはなかなかに無理があるかな〜という感じが気になるかもしれない。それにもうちょっと陰があって謎めいているんだけど、意思が強くて頼れる男・・・っていうバットマンはどこに行っちゃったんだ?って感じ。そんなに直ぐに素性がバレバレでいいの?


ちなみに今年の夏には「バットマン ビギンズ」という作品が公開されるらしい。つまり5作目。残念ながら「バット・キッド」は出ないみたいだけど、それはぜひ見たいな〜という思いを兼ねて、2日続けてネタをお送りしたのでした。ちゃんちゃん。