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バットマン フォーエヴァー

バットマン フォーエヴァー [DVD]
別にアメリカンコミックに詳しい訳じゃないし、そんなに思い入れがあるワケじゃないんだけど、やっぱりその中でも個人的には「バットマン」が結構好きだったりする。なんで?って言われるとやっぱりハッキリとした理由って物はないんだけど、たぶん「人間だから」なんじゃないかと思う。
他のアメコミは「事故などで偶然手に入れた超能力」とか「生まれながらの特殊能力」とかいうパターンが多い中で、ハイテクスーツにハイテク装備なだけで、中身は「意志の強い生身の男」って感じがやっぱり素敵な訳だ。

その中でも一番好きなのが「バットマン フォーエヴァー」だ。といっても、好きな理由が「ジム・キャリーも出てるから」だったりする所が「バットマンが好きって上の理由と違うじゃん!」って感じだけど、あくまでも「も」ってことで許して欲しい。

ストーリーとかあえて語る必要はないと思うので、どこが好きなのかをつらつらと書いてみたい。

まず、リドラー(ジム・キャリー)の存在であり、全てのリアクションである。この映画を見た時に確信したのだった。「ジム・キャリー、すげぇ」って。あそこまでパフォーマンスを見せながら変なキャラクターを魅せられるのは、彼を置いて他に居ないんじゃないだろうか?と本気で思う。よく見るとリドラーよりもトゥーフェイスの方が出ている時間が長いんだが、インパクトでは完璧に上回っている。ロビンだって抜いちゃっていると思う。人間の時の「異常っぷり」と変身した時の「異常っぷり」とでは同じ様でいて明らかに違う。すげぇ。

もう一つ好きなのはテンポの良さだ。アクション物はやはり「格闘シーン」が肝だ。だから、そのシーンに時間をかけるのが常套手段なんだが、実はこの映画では殆ど格闘をしない。ザコとはパンチやキック、時たまハイテク兵器で地味に戦っても、ボスとは基本的に肉弾戦で戦わないのだ。だから逆にテンポが良くなる。ザコは1発や2発でボカスカ倒れるが、ボスはなかなかしぶとく倒れない。手に汗握る死闘が繰り広げられる・・・というのが普通なんだが、バットマンの場合はボスは体ではなく頭脳で倒すワケだ。そういう感じがまた爽快感。

最後にやっぱり登場するハイテクグッズの数々かな。バットモービルはもちろん、バットマンスーツなんて最高だ。それを作ってくれるアルフレッドのまたハイパー執事っぷりもサイコーなワケです。もう、大好き。


たまたま週末やっていたので思い出して書いてみました。明日は「Mr.フリーズ」を書こうっと。