スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス
「スター・ウォーズ」。
別にグッズを集めたりコスプレをしたりする程ではないんだけど、私自身ももちろん好きな映画のシリーズだ。でも、実はエピソードIは前回見た時に途中で寝てしまい、覚えていたシーンは「ポッドレース」だけだった・・・。
仕事で疲れていた時期に見たのもあるだろうが、いつか見直さなくちゃな〜と思っていたら、昨日TVで放送していたので改めて見ることにした。そして判ったことが2つあった。「あぁ、この映画は字幕より吹き替えの方が判りやすいな」というのと「私はジャー・ジャー・ビンクスが嫌いなんだ」と。
この映画に関してはいろいろとレビューがあるだろうからストーリーとか映像とか俳優について語るつもりはあんまりない。だから自分の気になったコトを書いておく。上の2つ以外もあるから、しつこい感じになっちゃうけど。
字幕より吹き替え?
前回、字幕で見ていた時は見慣れない単語が多く登場するために、それを覚えようとしたり、理解しようとすることに時間をとられてしまい、淡々としながらシーンが次々と移り変わる展開にたぶん頭がついて行かなかったんだと思う。登場人物も多いし、スケールもでかい。これじゃ覚えようと思う方が無理だったのかもしれない。DVDで見るんなら止めたり繰り返し見たり出来るだろうけど、TVで見るとなるとやっぱりこれだけ大きなお話を一度に詰め込むのはキャパシティー・オーバーだったんだろう。自分の容量の少なさは棚に上げて。
だからこの映画は吹き替えで見た方がいいのかもしれない。殆ど記憶がなかったシーンもそれなりに理解できたし。2を見る時も吹き替えがいいかな〜と、ちょっと思った。
ジャー・ジャー・ビンクス
キャラクターとしてとても愛嬌のある人気キャラクターだということは理解しているのだが、正直に言うと私はこのキャラクターがどうしても好きになれない。なんか、笑いのツボを間違いなく外している感じがするのだ。彼の行動を見ていて「あぁ、ディズニーもこういうキャラクターが好きだよね」と変な感想まで抱いた。それは「パイレーツ・オブ・カリビアン」*1に出てくる義眼の男と同じような感じだ、と。
映画に笑いの要素は必要だが、人によってはそれが合うか合わないかというのはどうしても起こりうる問題だ。「ロード・オブ・ザ・リング」*2のギムリもこの役を担っている訳で、彼の場合は決して笑いだけではない重要な役目もしている所にとても素晴らしいと思っている。
結局、私の場合はこの「ジャー・ジャー・ビンクス」というキャラクターに必要性を見出せなかったんだろう。だから彼の笑いはどうしても時間の無駄に思えてしまったのかも知れない。そしてそれに対して何かイライラしてしまったのだ。笑いのキャラとしてはC3POのとぼけた感じは結構好きなんだが。
ゲームっぽさ。
今回の悪役といえば「ダース・モール」だけど、彼と2人のジェダイの戦いはポッドレースと並んでこの映画の見所の一つである事は間違いない。
その戦いの中でフロアを移動している内にバリアで遮蔽された空間に入り込んでしまう。そのバリアは時間で開閉が繰り返され、3人はバラバラに一旦遮断される。バリアが開放されると、まずは先に入り込んだダースモールとクワイ=ガンが遮断され、その後バリアが解除されると同時に戦い始める。助太刀に入ろうとしたオビ=ワンはまた閉じたバリアーに阻まれてしまい、目の前でクワイ=ガンは倒されてしまう・・・。
でも、よく考えると「あのバリアの隔壁って何?」って気分だ。自動で開閉している隔壁っていうのは、防御システムとしてはあまり役に立たないんじゃないだろうか。
結局、あのシーンはリアルさというよりもゲームっぽい演出のためだけのような気がしてしまうのだ。シューティングゲームやアクションゲームである自動で開閉したり回転したりするあの障害物といっしょで。
ダースモール。
実はこの映画の中では彼も好きじゃない部類に入る。まぁ、彼の場合は「顔が無駄っぽい」という所で、他のどのキャラクターよりも「なんでそんな化粧?」って感じがやるせない。今までそこまで過剰なキャラはいないんじゃなかったろうか。
ま、使い捨てだからいいんだけど。っていうか、この顔があと数シリーズ出てきたらちょっとくどい。
アミダラ姫。
「無駄っぽい」という点では、彼女の髪型や衣装もどうにも好きになれない。出てくるたびに髪形も違うし、化粧もキツイ。キャラクターとしては結構好きなんだけど、あの見た目が好きになれない。レイヤ姫が普通っぽ過ぎたのかも知れない?ま、宇宙は広いからいいか、と。
・・・ちょっと今日は書き過ぎたか。次は自粛しよう。
それはともかく、エピソード3。見に行きたいな〜。:D
*1:パイレーツ・オブ・カリビアン:過去記事→id:kenbot3:20041212
*2:ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還:過去記事→id:kenbot3:20050102