ＴＡＸｉ３

という訳で、３日連続で紹介することになった「ＴＡＸｉシリーズ」だが、予想を裏切らずの結構バカっぽいストーリーで楽しめた訳です。シリーズモノは回を重ねる毎につまらなくなるというジンクスもある訳ですが、それは逆に言うと新鮮味の無さなので、まぁそれは仕方がないとしても、このシリーズに関しては楽しめる要素はかなりあるな〜という率直な意見だったりします。前置き長！

んで、ちょっとネタバレ系なので隠してみたり。

サンタの格好をした銀行強盗グループを追うヘナチョコ担当刑事エミリアンだったが、手掛かりゼロのままクリスマスシーズンに。頼りない親友を助けるためダニエルは、新たな追加装備を搭載したスーパー・タクシーで強盗グループを追い掛ける！果たして犯人は捕まえられるのか！？という、難しい謎とかも一切無い「怪しい奴が一番怪しい」という誰でも判る相変わらずの単純明快なストーリー。もう、いいんです。この映画に求めているのはソレなんだから。

さて、前作までドイツ、日本と敵が外国勢だったことで、今回はアメリカ？それともやっぱイタリア？？？まさかのイギリス？とか期待していたんですが、そういう事は全然無くて、そもそも「サンタ」というある意味期待ハズレな対決となりました。残念。

だからカーチェイスといっても車vs車という構図は殆ど無く、あってもあまりスピード感のないものとなってしまった点はシリーズと考えた時には裏切られた感じもしなくも無い。でも、「スーパー・タクシー」の物語だということを考えれば、別に速いだけじゃない！（１作目は速いだけ、２作目はプラスでジャンプ、３作目はスノーモービル）と進化していることを考えると、それもありだったのか？と納得してみたりもする。

もし、４作目があったら次は水？とかかな〜とか想像を膨らませてみたんだが、そこまでやるとどっかで見たスパイ映画のようになってしまう。かも。それも面白いか（笑）