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レインディア・ゲーム

レインディア・ゲーム [DVD]
昨日の「TAXi3」*1の「サンタの強盗」という設定を見ていて、「あれ〜?どっかで見た記憶があるぞ?」・・・とか思ってしばらく考えていたら思い出した。それがこの映画だ。

折角思い出したので、もったいないから書いておくことにする。といっても、オススメの映画というわけではないんですが。:p

以下、ネタバレに付き隠してみたり。無意味に長かったり。

自動車泥棒で刑務所に入っていた主人公が、昔カジノで働いていたという男とその中で知り合い、親しくなる。その男は顔も見たこともないという文通相手の女性がいるといい、その女性と出所後に会うことになっているという。その後、彼は事故で亡くなってしまうのだが、その彼に代わって主人公がウソをついて文通相手として彼女と出会い、一緒に行動することになる。

彼女と楽しいひと時を過ごした後、彼女の兄という男達が現れ、(自分が働いていたことになっている)カジノを襲う計画があったことを知る。ウソにウソを積み重ね、そのまま事件に巻き込まれていく主人公。しかし、その計画は果たして成功するのか?それとも、ウソがばれてしまうのか?!


という感じのお話。いや、自分で書いていてビックリしたんだが、これだけ読むと「それなりに面白そう」って思ってしまった。人間というのは凄い物だ。文字だけだと想像力の余地が残る。その余地で結構自分好みに脚色したりする訳で、だから楽しく思えてしまうのかもしれない。すごいもんだ。

しかし、見終わった後に「なんじゃこりゃ?」って思った。いや、覚えていられたんだからそれなりにインパクトが私なりにあったんだと思う。では、どこが凄かったのかをちょっと書いてみる。

まず、冒頭が凄かった。何体ものサンタが血塗れの状態で真っ白な雪の上で倒れていた。のだ。もう、いきなり何だか判らない状態で始まる感じは、こういったサスペンス的なストーリーでは王道的な作り方だとは思う。だから珍しい訳ではないんだが、サンタが血染めっていう感じはそれなりに強烈だった。

って、冒頭だけかい?と言われると「いや、そんな事はないんだけど」って感じなんですが、あんまり言うのもなんだよね、って感じなのでコレぐらいで。っていうか、すげー長いじゃん。俺。

*1:TAXi3:過去記事→id:kenbot3:20050416