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合言葉はSite Seeing

ダンシャリ。

後輩とまた携帯電話の話をしていて。
自分の携帯電話が古いことはもう何度も書いているが、『○○さん(私)の携帯、私が高校生の頃ですよ』とか言われる始末。いや、それはないだろう。だって、まだ6年ぐらいだよ?という話をしていたら、別の後輩に呆れた様子で、
『○○さんって、物持ちいいですよね〜』
と、言われた。まぁ、そこについては否定はしないけど。
『なんで買い換えないんでしたっけ?』
いや、壊れてないから買い換える必要性が無いというか、新機種が判らないからと言うか。
『なんか新しいの欲しいな〜とか思わないんですか?』
まぁ、思わないというとウソになるけど、そこまでする程でもないというかなんというか・・・。
と、まぁ、そんな話の流れで、その後輩に、
『そういえば、最近は "ダンシャリ" っていうのが流行っているそうですよ?』
と、言われた。何だ?なんだそれは。何語なんだ。

『いえ、日本語ですよ。漢字で "断捨離"。"断つ" と "捨てる" と "離れる" って書くそうです』
同じような意味を重ねている時点で、完全に造語っぽいなぁ。
『雑誌に載っていたんですけど、家にある使わないものとかをどんどん捨てていって、未練とか執念とかを断って、新しいことを始めようとする考え方みたいですよ』
なるほど。言葉は覚えにくいけど、コンセプトは判りやすいなぁ。
でも、下着はともかく自分は服とか、基本的に捨てない人だなぁ。10年でも平気で着る。っていうか、洋服捨てるのってなんか怖くない?
『え〜。洋服とかバンバン捨てますけど。丸一年着なかった服は捨てるとかもあるそうですよ』
なるほどね。でも、捨てられないかな。っていうか、そもそも捨てるほどというか、一巡するぐらいしか持って無いというか。そろそろ着てくるコートも高校時代からの付き合いだってぐらいだからなぁ。
『断捨離』。
なるほど、面白い言葉を教えてもらった。興味深いので、メモしておくことにする。
メモはともかく、後輩には最後に、こう言われた。
『使わないものを捨てて、新しいものをそろえるの、気持ちいいじゃないですか』
気持ちいいって事に反論は特にない。
とりあえず、『もうサイズの合わなくなったスーツ』ぐらいはなんとかしようかと思った。