目標設定、やり直し。
今年の目標*1をまた設定しなければならない。
毎年のことではあるが、目標を決めるのがとても苦手だ。最低3つは決めなくてはならないんだけど、いつもこれが来る度に憂鬱な気分になる。
目標の具体的な例としては例えばこんなのがある。
- 担当するプロジェクトサイズを向上する (金額UP)
- 担当できるプロジェクト数を向上する (プロジェクト数)
- 新らたな業務を担当する (独力で担当する業務数)
- 担当する業務のコストを削減する (削減率)
- 顧客満足度を向上する (ポイントUP)
- 組織で定めた横断的なタスクに参加する (活動効果)
- 会社が認めている資格を取得する (取得資格数)
...などなどなど
仕事をする上で当たり前で、これを一年間の目標にしなくてはならない理由がわからない。
そもそも、自分の担当するプロジェクトを増やす目標を定めつつ、業務効率化でコストを削減し、顧客満足度を高め、組織でやらなくちゃならないタスクも残業をしないでこなす。
そんなことが出来るとは思えない。人として。
そして、今年の場合にはさらにこの目標設定の基準が細かく設定されている。
- 各自の目標は会社の目標の視点から2項目を必ず設定する。
- 通常業務の改善や改革を目指す「業務改善項目」を必ず設定することとし、そのウェイトを40%以上とする。
- チームメンバーの育成やグループ活動など、組織のパフォーマンスや能力の向上につながる目標を設定する。
- 目標設定時には、【業務改善目標】と文頭に明示すること。
こういうのは目標としてするものなのだろうか。後輩の育成などは先輩の「至極当たり前の責務・義務」であり、わざわざ自分で宣言してするものなのだろうか。ウェイトを自分で決めたり、書く時のフォーマットも上司が判りやすい様に*2 一定でなくてはならないものなのだろうか。そういうのを考えたり評価するのが上司の仕事なのでは無いだろうか。また、上の人が楽するために、私達の時間が削られていく。
ただ、これは私だけの問題では無いらしい。他の人達も同じように『再設定』と突き返されたらしい。殆ど全員が。
もう、この段階でイヤになっている。私は多分来年の査定もマイナス評価なんだろうな〜と思ってる。というか、それでもかまわないと思う。この辺りはいつも諦めている。社会人として目標感を持ってやれって言われても、今後も自分の仕事をやりたい様にやると思う。
後輩の育成も言われなくても普通にやる。目標なんかに縛られることなく。