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グリンチ

グリンチ [DVD]
前に参考で書いていた*1んだけど、クリスマスも近いし他に書くネタもないし(なにせ最近は映画をぜんぜん見ていないんで)ってことで、「グリンチ」を取り上げてみる。クリスマスをテーマにした映画だ。

ジム・キャリーが出ているので個人的には「好き」の部類に入るはずなんだが、テーマが問題なのか表現が問題なのか、単純には自分の感性とはいまいち合わなかった。でも、この映画に関して言えば、むしろ「大人が評価しちゃいけない」とは思う。本来コレは子供が鑑賞すべき映画だ。

ストーリーは人里は慣れた山の中で住むみんなの嫌われ者「グリンチ」が、村中の人々が楽しみにしているクリスマスをぶち壊してやろうといろいろいたずらの限りを尽くそうとするんだけど、ある少女に出会うことで彼の少しづつ変化が訪れるのであった・・・。

って感じかな。もうだいぶ忘れちゃったけど。

正直、冒頭に書いた通りこれを「ジム・キャリー」として見てはいけないんだと思う。そういう意味では問題点は「私の先入観だった」気がする。ストーリーとしては全体的によく出来ていると思うから。犬もかわいいし。村人たちの保守的なそぶりもなかなかバランスがいいし。テンポもいいと思うし、ラストもなかなかドキドキだし。

美女と野獣 ― スペシャル・リミテッド・エディション [DVD]
ふとグリンチのキャラクターをもう少し「人間っぽくしてみたら?」と思ってしまった。あまりにも造形的にも動き的にも人間離れしているのでいまいち共感できない部分があるのかもしれない。そんな事いったら「美女と野獣」はどうなるんだよ?とか言われそうだけど、あれはアニメだし。むしろ実写だとたぶんダメなんだよな。私の場合。

って、話は少しそれたけど言いたいことは「見るならクリスマスの前に子供と一緒にね」ってことだけだ。

*1:トゥルーマン・ショー:過去記事→id:kenbot3:20050602