無問題(モーマンタイ)
シモネタが好き、で思い出したのがこの映画。
一時期、話題にはなったものの、そのまま話題以上には取り上げられなかった映画だが、実は私の好きな映画の一つである。ナインティナインの岡村くんが主役で出ているという事で知っている人もいる、かと。
香港映画に憧れた青年が、中国語も英語もまともに喋れないのに、スタントマンとして採用されてしまう。知っている単語は1つだけ。「無問題」。日本語で言えば「大丈夫」っていう意味だ。どんなに辛くても、どんなに大変でも、彼にとっては「無問題」。そして、ふとした事で出会う元恋人を探しに来た女性に振り回される青年。しかし、彼女と行動を共にするうちに、いつしか彼女に引かれていくのであった。。。
ジャンルとしては「ラブコメディ」+「アクション」。スタントマンという役柄なので、とにかく体当たり的なシーンが多いが、頼りないながらも懸命な役柄を岡村くんは好演。っていうか、かなり自然。
この文章を書きながら、ふと「猟奇的な彼女」*1の事を思い出した。共通点は「プロセス」だと思う。細かいことはあえて書かないけど。
私自身はこういう映画がどうにも大好きで、ラストのシーンではちょっとホロリと涙ぐみそうになりながらも笑ってしまった。折角思い出したので書いておこうと思う。
実はこの映画、続編である「無問題2」もあったりする。コチラについてはアクションが結構凄かったかな?という印象はあるんだけど、ストーリーの方はイマイチ覚えていない。なんだかパロディー色が強かったのと(それ自体はキライじゃないんだけど)、ヒロインが日本人だったことと、結果的に1の続編っぽくなかった事が私的に評価が上がらなかったところなんだと思う。
え?酒井若菜がキライなのかって?いやいや、そういうワケじゃないんだけど。でも、なんとなく1のヒロインの方が好きかな〜。切ない感じがたまらない。(弱点)