みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

正月ソング。

バスに乗っていたら、隣の人のヘッドフォンからかなり音漏れしていた。まぁ、それについては今はどうでも良くて、そこで流れていた音楽が『クリスマスソング』のオンパレードだった。
それを聞きつつふと思った。
『そういえば、伝統的なお正月の音楽はあるけど、J-POPとしてのお正月音楽ってそんなに無いような気がする。クリスマスソングは沢山あるのに』
と。

いや、ゼロじゃない。懐メロのレベルで何曲か合った気がする。ラジオを聴いていた時には、それなりに選曲されていた気がするから、それほど違和感を感じていなかったが、改めて考えてみると、率先して使われたり、流れたりすることは無いというかなんと言うか。
欧米人にとって、正月はクリスマスと一体だ。なので、実質的にクリスマスソングがそのままニューイヤーソングになっている事も少なくない。むしろ、クリスマスが本番で、その流れでニューイヤーもあるよ!っていう感じなのかもしれない。
でも、日本は違うだろう。むしろ、クリスマスなんかなくて、お正月が本番だったハズなのに。なぜないのか!?と。いや、そもそもそういえば、
『お正月はお祭りか?お祭りなのか?』
という素朴な疑問があって、『お正月は各家庭で執り行う行事』の方が近く、風習としてもともとこじんまりとしていた事が関係あるのじゃなかろうか。
そういう点では、中国などの正月(通称:旧正月)の方が派手と言うか、華やかと言うか、お祭りに近いという気がする。
旧正月ソングがどれぐらいあるのか。ちょっと気になった。*1

*1:調べようと思うほどじゃないけど。