みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

職人的憧れ。

「自分は絶対なれない」と、思いながら尊敬というか憧れる仕事・職業というのは誰しもあるんではないかと思う。別に人生の目標でもないんだけど、やっぱすげぇよ!的に。1つとは限らずとも。
私の場合、その中に「大工さん」が入る。ビルの建築とかももちろんそうなんだけど、それより普通の家とかお寺とかを作っちゃう大工さん。釘を打ったり、カンナで磨いたりとかそういう所はもちろんなんだけど、一番すごいと思うのは「事前に必要な材料(柱とかの枠組み)は、全て事前に計算済みである」という所。柱を余らせたりはしない*1。それが出来る人は素直にスゲェ!って思う。そこに職人的なモノを感じられる。
最近はコンピュータとかで構造の分析とかをするから「何を何本」とか判っちゃうんでミスも少ないのかも知れないんだけど、柱を組み合わせる順番は適当に出来ない上に、一軒一軒形の違う家を作らなければならない上で、必要な材料を「材質」「長さ」「太さ・幅」「加工方法」などを全部まとめて事前に計算済みである・・・という所はやっぱりすごい、と思う。
そういう意味では、プラモデルやフィギュアなんかの原型師と呼ばれるような人たちもカッコイイと思う。そう、思ってる。

*1:もちろん、柱が余ったら大問題な気がする訳で。