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キッズ・ボウリング

懲りずに親とボウリングに行ってきた。今日は気分が乗らなかったのかスコアがメチャクチャ低かった。まぁ、そんな日もある。次はもう少し頑張ろう。

私たちがやっていたレーンの両隣が子供も一緒に楽しめる「バンパーレーン」という奴だった。バンパーが出てガーターにならない用になっているアレだ。それで楽しそうにやっている子供たちを見て、どうせなら「もっと子供を楽しませたい!」と思った。そこで新提案。出来るだけ出費がかからない方向で。

そもそも「バンパーレーン」な時点でゲーム性は破壊されていると言ってもいい。だったら、より「楽しい」を前面に出していきたい。ただし、あくまでも「小さな子供」が対象。

まず最初に考えたのは誰でも考えそうなパターンだが、ピンのデザインを思い切ってアニマルな感じに変えちゃったらどうか?と。私のイメージとしてはやはり「ペンギン」がベストヒットだが、意外にも「キリン」とか「フラミンゴ」とか試してみたらいろいろ合うものがあるかもしれない。子供も大人もこれは今までとイメージが変わって楽しいかもしれない。いいじゃん?楽しければ。子供用のレーンだけピンのデザインを変える、と。いいじゃん。かわいくて。

そしてもう一つ子供たちを見ていて思ったのが「2投目は当たらない」ことだ。1投目は10ピンあるので、ストライクは無理でもそれなりに何処かは倒れる。だけど、いくらバンパーレーンでも2投目は殆ど当たらないでミスばかりになってしまうのだ。そうすると、本当に悲しそうな顔をする。2投目は子供たちにとってツマラナイものになってしまうのだ。

だったら、子供たちだけは「子供用のルール」で楽しませてあげてもいいんじゃないか?と思う。そこで考えたのが「1フレーム20ピンルール」だ。正確に言うと、1投投げるごとにリセットされて10ピンまた並んでくれる。2投目のスコアは当然だが1投目に加算される。

具体的な例を出そう。
1投目で6ピン倒したとする。で、全部リセットされてまた10本並ぶ。そこでまた7ピン倒したとする。そうすると、そのフレームの点数は「13ピン」だ。ストライクやスペアとは違い、次のフレームのスコアは当然加算されない。では、1投目で10ピン倒した時はどうなるのか?それは当然ストライクだが、次のフレームのスコアは加算されない。2投目に10ピン倒した場合も加算されない。スペアの概念は存在しない。もう、目の前にある10本を倒す楽しみだけのゲームだ。

全部10ピン倒した場合の点数は「200点」。10フレームは2回までしか投げられないということで。でも、きっと子供たちには楽しいと思う。ボウリングの細かいルールなんて覚えるのはもう少し大きくなってからで十分だ。小学生の低学年ぐらいまではこのルールでも楽しいんじゃないか?


最近はコンピュータボウリングなので、こんなルールのゲームが出来るようにするにはソフトウェアの更新が必要だが、そんなに難しい変更でなくても出来るんじゃないか?と思った。というより、ハード的な投資が一切不要だし。

そして、ソフトウェアだけの問題なら、申込時に「通常ルール」「キッズルール」でプレイヤーごとに設定できるようにしてもいいかもしれない。

「正しいルールでやる」だけがゲームじゃない。そういうゲーム・ルールを提案してもいいんじゃないか?と思う。