ミッション:インポッシブル

やたらとクールでカッチョ良いハイテク装備でどんなミッションもスマートにこなしちゃう「トム・クルーズ」のかっこよさにもうクラクラになりそうな「スパイってやっぱ憧れの職業」だよね〜とか思ってみたり。モテまくりだし。どんな憧れだよ。

この映画もストーリーと演出の秀逸さはやっぱり凄い。最初の方にあったレストランの爆発（水槽大爆発）シーンはもう画面に釘付け、みていて「ウソだらぁ！？」と驚愕の声を上げたほどだし、潜入ミッションは手に汗握るシーンにハラハラドキドキ、もうダメヨダメダメ（しつこい？）って感じでやっぱり見終わった後にドッと疲れたりする。

スパイダイスキッズな皆さんなら迷わず見ちゃってください！と強く押してみたい。っていうか、そういう人は迷わず見てるか。たぶん。

じゃ、なんで今日はココで取り上げているのかといえば「ラストのヘリコプターとの戦いがギリギリすぎてありえない」と思ったから。なんかね、ヘリがトンネルの中に入ってくる何ていうのはある意味演出としてありかな？とは思ったけど、普通に考えると「ありえない」。ヘリコプターっていうのはとにかく繊細な乗り物なんですよ。自分が押し下げた空気で浮いているワケなので、高く飛んでいる時より、低く飛んでいる時の方が不安定で難しい。しかも、目の前を電車が走っていようものなら、空気の流れはとにかく複雑でちょっと無理よね？って感じ。でも、それよりも一番無茶だな〜と思ったのは爆発シーンの後。ヘリのプロペラが間一髪でトム・クルーズの目の前で止まる。演出的にはやっぱりありなんだろうけど、どうにも胡散臭く感じてしまった。スリルに見せようとしてスルリと私的には落ちなかったって感じ。良く判らんな。

とにかくこの２作品。名作には違いがないんだけど、個人的にラストが気になった。気にしなきゃいいじゃん！って言われればそれまでの部分なワケなんですが、ラストっていうのはやっぱり映画のキモだと思うんですよね。どうしても気になるもんなんです。私の場合は。