思い出。

よく、親子のコミュニケーションが大事だとか言うことを良く聞く。もちろん、それを否定するつもりは無いし賛成だ。ただし、コミュニケーションの中には「怒る・しかる」というのも必要だとおもう。

最近、ＴＶやいろんな情報を集めていると親子で大切なもの、「コミュニケーション」ときて例として『楽しい会話』『共通の話題』『一緒に遊ぶ』『旅行』『キャンプ・アウトドア』『スポーツ』ってな感じで楽しそうなことばかりが例に上がってる気がする。

親子でやる楽しいことはそりゃいっぱいあるだろうし、子供に楽しい思い出をいっぱいたくさん上げることも大事だろうと思う。某社のＣＭじゃないけど「物より思い出」なんていうのは本当だと思う。でも、思い出って言うのは「楽しいことだけ」ではダメだと思う。

考えてみれば昔は今よりはるかに「楽しいこと」は少なかったと思う。親はそれなりに怒らすと怖かったし、そんな怖さの中でいいことと悪いことを見極めてきたんだと思う。ケツもたたかれたし、ベランダに出されたこともある。体罰とか折かんとかじゃなくて。

いい思い出、楽しい思い出。
それだけじゃないつらい思い出。
そういったことがたくさんあって成長するんだと思う。
だからしつけって大切だよね。やっぱり。それは親の責任だし、義務だと思う。