GATTACA

今朝、寝ぼけ眼（まなこ）でＴＶを見ていたら、「人の遺伝情報（ヒトゲノム）の解析完了」なるニュースをやっていた。いわゆるＤＮＡ内の塩基配列のうち、８５％の解析が終了したってことらしい。でも、この解析って「意味がわかった」とは違うんだよね。うん。

で、話は突然変わるんだけど「ガタカ(GATTACA)」という映画をご存知でしょうか。私もつい最近見たんだけど近未来を描いた作品で、人の遺伝情報がテーマの一つ（というかカギ）となっている作品だ。今朝のこのニュースを聞いたときに最初に思いついたイメージがこれ、この映画だった。

設定として、遺伝子レベルで差別が行われる世界というとイメージしやすいかもしれない。人の遺伝子がわかるようになると「ガタカ」の様な世界が待っているかもしれないと思わせる。遠い未来の物語ではなく、すぐ目の前にありそうなそんな一種のリアリティーがある。
はっきり言ってＳＦとしては珍しいテーマではないと思うが、ただのＳＦとして終わっていない作品だと思う。

遺伝子の塩基配列の意味が全てわかるのはきっともうちょっと先になりそうだけど、私的には好きな作品なので興味を持った方はちょっと見て欲しいかも。
ＤＶＤも出てるかも(笑)＞だれとなく

# タイトルの "GATTACA" は遺伝子の基本となる４つの塩基の "A","C","G","T" をもじったものだそうです。邦題からはわかんないかも(^^;)＜わかんなかった