みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

噂の時期と有効期限と

「人の噂も75日」

と言われたのは、昔の話。人が、口から口へと伝えていくのが普通だった時代の話。

今は違う。メールにしろブログにしろSNSにしろ。人が書いた他愛のない感想や妄想や噂話がいつまでも残り続ける。

この話はかなり昔から「問題視」されてきてはいるものの、いまだに問題として残り続けているばかりか、むしろ問題は大きくなってきている気がする。

ある人が書いたひとこと。

それの訂正を書いたとしても、最初の一言だけを読む人もいるし、それが全く別のタイミングで日付情報を無視して(あるいは見落として)真実と誤解する人も出てくる。

そして、その誤解した事を誰かが書けば、それがそこから「新しい噂話」としてスタートしてしまう。

そして、また新たな人が誤解したり、日付をきちんと確認する人も、「新しい情報だから正しい情報」と誤解してしまう事すら生まれてくる。

時代が変わって噂は噂を生み、時に噂自体が真実の用に噂によって強調されていく。

すごい時代だ。怖い時代ともいうけど、

値下げの話

分館の方に書くと何となく誤解されそうなので、本館の方に書く。


会社の人と「ゲーム機の値下げ」についてなんとなく話をしていた。事の経緯は飛ばすけど最近のゲーム機の値下げ待ちの傾向って何なんだろうね?的な感じで。

よく、3DSの突然の値下げが原因という声も聞こえたりするけど、個人的にはあれは別に副次的なものであってそれが一般化したものではないと思っている。というか、その程度で一般化するワケがない。インパクトはあったと思うけど。

自分としては「携帯電話機やスマホの新製品投入が半年サイクルで行われ続けてきたこと」が主要要因だと思っている。ひとつ前の、半年前のモデルはもう半額というよりも破格な値段で提供されている現実。

それが慢性化して、恒常化して、常識化してしまったというか。


当然、これらは通信料という購入後、契約後に集金できるハードウェアと通信サービスがセットになっているモデルだから出来るんだけど、携帯ゲーム機の場合は残念ながら違う。ゲームソフトウェアで収益を上げる構造とはいえ、毎月の固定料金などがない継続した固定収益にはならないので、全く違うモデルと言える。*1

とはいえ、利用する側にしてみればモデルが違うとかそういうのは関係ないというか興味が無い世界。


スマホは半年待てば安くなるし、こういう機械っぽいのはそういうのが普通なんじゃないの?と漠然と思っていた所で、3DSがちょうど半年で値下げをしたので「あぁ、やっぱりそうなんだ」という感じの印象が深まってしまっただけなんだと思っている。特にネガティブなイメージが伴うものは傾向として長く印象に残るものだし。新色発売直後だったりしたし。*2

まぁ、その反動で「値下げしないのは普通じゃない」とか「値下げしないからスマホとかと違って売れないんだよ」思われているというのもあるかも知れない。

収益モデルが違うから同じに出来ないんだけど、この辺りは非常にイメージが先行するので厄介な所。


そういえば、初代PSもかなり早く値下げしたよね?!という話もあったんだけど、あれはあれでその時の事情があったし、意味もあったからなぁ・・・という感じ。

初代PSの時は、そもそもPlayStationというハードウェアが登場したばかりで、まさに「売らないと売れない」という状態。知名度的な意味でもだし、その当時はセガサターンなどの次世代機も発売されていてまさに競合他社との熾烈な争いをしていた時期。ジワ売れなんか期待できる訳もなし。

日本では 1994年12月3日 に39,800円発売されたが、半年超経過後の 1995年7月に1万円の値下げが行われた。とはいえ、単なる価格改定ではなく不要な機能を削り新たな型番、新機種として発売されたものだった。

しかし、さらに半年超経過後の 1996年3月、さらに3ヶ月後の 1996年6月にそれぞれ5000円となる計1万円の値下げが行われた。それぞれハードウェアのコスト削減などを経たあらたな型番、新機種としての発売ではあったものの、登場からたった1年半あまりで3回の値下げにより約半額にまでなったのだ。


これを考えると、半年サイクルのスマホとかと同じに見えなくもないよね。だいぶ意味も事情も背景も違うんだけど。


話は長くなっちゃったんだけど、あえてこの話題を書いた本来の意味として「Vitaの値下げ」について軽く書いておく。


個人的には「しばらくない」と思っている。


よく、値下げしないと売れないとか言う声も聞こえるし、値下げすれば当然数は売れるだろうけど、値下げしないと買わない層の人を今はターゲットにしていない(と思われる)し、カラーバリエーションこそ増えているものの機種変更は行われていないし、行われる気配がまだないので、しばらくは無いんじゃないかな?と思っている。

そもそも至近としてはハードウェア側のバージョンアップ(機能追加や機能削除)より、ソフトウェア側の機能追加をする方がいろんな意味で大事な時期だと思っているし、まだまだその辺りの課題がたくさん残っていると思うし。

1年を経過したので、値下げをするのは時間の問題とはいえ、上記のような理由でまだしばらくは値下げは無いと思っている。


値下げを期待している人は多いだろうけど。

たぶん、きっと。

まとめるとそんな話をした。

まとまってないけど。

*1:携帯電話やスマホがおかしいのかというと、通信インフラの維持などを考えると固定収入が見込めないのは問題なので、これはこれで正しいと言えるわけで。業界ごとの収益構造の違いなだけで。

*2:一般的な家電、特にAV機器も半年サイクルで新モデルが出るので、そういう感覚はあると思う。こちらはそこまで値段差は出ないし価格改定は無いんだけど、店舗によっては在庫入れ替えで安売りや投げ売りをする所はあるので、同じ印象がある可能性は否定できない。もっとも、そういうのを恐れてずいぶん前から「オープンプライス」が増えた訳だけど。これらの製品については。

献血結果。

個人情報。かなり、個人情報。
まぁ、本人が書いている以上、流出とは言わないが。

過去にも何度も書いているんだけど、自分の数少ない健康管理としてここに記録を残しておく。

とりあえず安定?やれやれのやれ。。

関連記事

血液検査結果 (献血)

年月 ALT  TP   ALB   CHOL  GA   Ht   WBC  
2005/12(H17) 49 7.3 4.9 235 - 46.5 -
2006/12(H18) 31 7.0 4.6 227 - 46.4 -
2007/12(H19) 31 6.8 4.4 220 - 43.9 56
2008/12(H20) 27 7.8 5.1 235 - 46.4 56
2010/06(H22) 38 7.0 4.6 225 13.6 47.6 51
2010/12(H22) 43 7.8 5.1 227 12.7 48.7 55
2011/06(H23) 44 7.3 4.7 239 12.9 48.3 48
2011/12(H23) 57 7.0 4.6 225 12.3 46.9 55
2012/06(H24) 39 7.3 4.5 225 12.4 47.4 51
2012/12(H24) 32 6.9 4.6 230 11.9 46.7 48
  • 各項目の単位とか標準値とかそもそもの内容の詳細は省略。

人間の体というのは季節の変動を受けやすいので、本当は同じ時期で揃える方が、いろんな意味で比較しやすいんだけど、いままでもこうなのでそのまま時系列に。

全体的にいろいろ下がって(?)5年前ぐらいの水準に。周期的なものだろうか。

こうなると性格的にグラフとかにしたくなるんだけど、一喜一憂するものじゃないので自重する。

そういえば、上の結果は「献血」の結果。記録の通り、ちょうど10回目だったので今回の献血時に記念品をもらったりしてた。

使い道は無いんだけど。

献血自体はどちらかといえば自分の健康管理の観点で利用させて頂いているので、むしろ感謝というか。

大変、ありがたい。

本館と分館。(5)

今回

f:id:kenbot3:20121225191847p:plain

前回

f:id:kenbot3:20121204094502p:plain

本来は別に引っ張る話じゃないんだけど、過去4回ぐらい話題にした内容についてのその後の話。

上の図は、はてなブログの簡易アクセス統計のグラフ。今は更新がさっぱりなここ、本館の方ではなく、分館の方のグラフ。わざわざこっちに持ってきた。前回同様「縦軸の具体的な数字はあえて消して」いる。


縦軸の縮尺は自動で計算されちゃうので単純な高さでは比較出来ないと思うんだけど、たまたま「12/2」が両方に入っているので一応は判るんじゃないかな?という事で。


で、前回と比較すると。


前回は11/20~21で「Vita Ver.2.00」の発表があって、伸びたよね?的な話をした。その後、少し落ち着いたあたりが、12/2頃。

その前後に若干の伸びがあるけど一時的なものっぽくて、すぐに収束。


で、ここしばらく。一週間ぐらいは、比較的ジワジワとした感じでアクセス数が増えている。少なくとも、前回の11月頃に比べると安定して増えているのが分かるはず。

分館は、内容的にたまたまPS Vitaの話ばかりだからか、検索で来る人が多い。

看板タイトルが発売されたとかではないし、爆発的な伸びは全くないし、12/2の頃から大きな高さの変動はないんだけど、それでもここ一週間ぐらいは微妙に伸びていることから、年末のボーナス商戦というかクリスマス需要というか、そういう感じなのかな?と。

勝手な推測というか妄想な話だけれども、結構Vitaの情報を集めている人は日を追って増えているみたいな気はしている。


余談だけど、12/3に「torne PlayStation Vita」の配信日と価格(無料期間)が発表されて、12/4にピークが来ているので、ニュースの影響というのはやっぱりあるのかなー・・・と思っている。

ゲーム機と世代な話

会社の人とかと飲み会の席で「ゲーム談義」をする事がたまにあるんだけど、ゲーム機の世代って実は「性能とは無関係」だったりする。

基本的には「発売時期」で世代として考えられていて、一般的には下の表みたいな感じで大体考えられている。

ゲーム機の世代一覧(主要メーカのみ)
区分 据置機     携帯機  
メーカ 任天堂 SONY MS 任天堂 SONY
第3世代 (1983) FC        
第4世代 (1990) SFC     (1989) GB  
第5世代 (1996) N64 (1994) PS   (1998) GBC  
第6世代 (2001) GC (2000) PS2 (2001) Xbox (2001) GBA  
第7世代 (2006) Wii (2006) PS3 (2005) X360 (2004) DS (2004) PSP
第8世代 (2012) WiiU - - (2011) 3DS (2011) Vita
  • 略称はあくまでも表記上のものであり、正式な名称ではありません。

単純な話として「ゲーム機の世代交代」は同じメーカで引き継がれていくので、世代としては「縦」で見るのが大事。

・・・なんだけど、人の世の常というかなんというか、どうしても「横」で比べてしまうことが多い。時期が同じなんだから仕方ないといえば仕方ないんだけど。


でも、基本的に、自分は「縦」の「メーカ毎」で考える様にしている。


世代交代としてどういう風に変わっていくのか?を見て行きたいと考えているし、そのメーカ毎のコンセプトとか特徴みたいなものはやっぱり違うと思っているし。

人に歴史あり。ゲーム機にも歴史あり。


ここに載っていない機種も含めて、ゲーム機はみんな面白いと思っている。ゲームそのものはもちろん。

本館と分館。(4)

f:id:kenbot3:20121204094502p:plain

本来は別に引っ張る話じゃないんだけど、過去3回ぐらい話題にした内容についてのその後の話。

上の図は、はてなブログの簡易アクセス統計のグラフ。今は更新がさっぱりなここ、本館の方ではなく、分館の方のグラフ。わざわざこっちに持ってきた。

縦軸の具体的な数字はあえて消している。そういう数字を見せたい訳じゃなくて、グラフの伸びを見て欲しいから。いうまでもなく、アクセス数にブレ幅があるという事は、もともとの数が小さいということだ。それ以上は聞くな!という。


で、ちょうど真ん中らへん。ラ行変格活用。ラ変。

11/20、11/21とその直前までと比べて一気に伸びているのが判る。

そして、それ以降は減ったものの、その前後で平均値が違っている(あがっている)のが判ると思う。

この日ってなんだっけ?というと、

これがあった日。

分館は、内容的にたまたまPS Vitaの話ばかりだからか、検索で来る人が多い。

そういう意味では、既に持っている人よりも、まだ持っていない人の方が多いと考えていて、それだけこのニュース(Vita Ver.2.00の)インパクトがあったんだろうな?と思っている。

まぁ、私のブログへのアクセス数はものすごく限定的なサンプルなので、これをもって総論には出来ないのは確かなんだけど、発売からあと少しで丸一年のVitaが、今後どうなるのか?を考える上では、決して減少傾向ではないな?という気はしている。

たのしみ。

コンビニにおける肉まん在庫バランスへの疑問

この時期。何かにつけて寒いと感じる日が多くなった。

当然、こういう時期に上がってくるであろうホットワードというか食べ物は「おでん」と「肉まん」だ。

まぁ、最近は夏でもおでんがあることは珍しくなくなったけど。

で、今日の話題は「肉まん」の方。いや、別に「肉まん」意外にも味は毎年のように新作が出るのだから、それ一つと云うワケではないが、全部書いても限がないので「肉まん」とだけ書く。

で、「肉まん」。自宅で作る以外では、ほとんどの人が買う場所としてあげるのは「コンビニ」だろうと思う。むしろ、コンビニの主力商品といってもいいと思っている。別に経営者じゃないから売り上げのうちの占める割合は知らないけど。

で。肉まん。

ほとんどの場合、「買おうと思った時には蒸かし器の中は空」という事が非常に多い。欲しい時に買えないことが結構ある。

何十年も取り扱っているコンビニとしては、機会損失の意味でもこの辺りはかなり研究していると思うんだけど、正直言って5年前、10年前より「買いたいときに買えない」と思う比率は上がったような気がする。まぁ、それは個人の感覚的なものだから根拠はないけど。


聞くところによると、そもそも冷凍食品として配達され、店舗の裏(事務所)で事前に温めたり、電子レンジなども使って需要にこたえる努力をしていると聞く。味の種類も増えて購買層の多様化で一度に準備できる数も多く出来ないという理由もあるんだろう。


でも。でも。


この辺りのバランスは何年たっても改善していないな~という気がしている。


肉まん自体がおでんと違って温めすぎる(時間的な意味で)と品質が下がるなどの問題もあるだろうし、バランスが難しい事は百も承知。深夜はともかく、朝とか夜の「今食べたい」の時間帯に無い事が非常に多い。

当然、その時間帯の需要は多いだろうから単に私が買おうと思ったときに既に売り切れているという可能性も高いけど、この辺りはもっと市場研究して攻めてもいいのよ?と、思っていたりする。

味の種類を増やす事よりも。一時的な目新しさだけで売り切るのではなく、恒常的に買えるという事での安心、満足感は大事だと思うから。