みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

負けない宣言。

年末に実家で姪っ子たちと遊んでいたときの話。
ポケモンを教えてあげる!』と、次々と聞いたことも無いモンスターの名前を挙げて『じゃぁ、これ知ってる?』と質問攻めに合った。っていうか、そもそも『モンスター』という言葉をつかったら怒られた。
ポケモンポケモンであって、モンスターじゃない』と。
『モンスターはおじさんとかが戦ってる怖い奴の方だ』と。
どうやらモンハンのことらしい。
ですよねー。

で、本題。
とはいえ、自分も第一世代(赤・緑)と第二世代(金・銀)をやったことがある身。現在は646種類いるそうだが、当時でも第一世代で151種類、第二世代で251種類あった。全く知らないわけじゃない。それでも姪っ子たちの口からは知っているポケモンの名前が全くといって良いほど出てこない。
やらなくなった理由は、第二世代(金・銀)の後はゲーム禁止令が出ていたので、その辺りから身を引いていたこと。金・銀もやりこみまではしなかったので実はあまり覚えていない。そして、そんな感じでは最新ポケモン事情を把握するには明らかに情報不足に陥っていることを痛感した。
ちょっと悔しかったので、実家である事をいい事に、昔の自室の押入れから、初代ポケモンのパッケージを取り出して姪っ子たちに見せた。
『オジサンもやったことがあるんだぞ!』
行動自体はかなり子供っぽいが、実際それぐらいしか自慢できるものはなかった。
見たことが無いパッケージで、見慣れないポケモンが描かれているからか、それはそれで質問攻めに合う。
 『この赤いの何?』『ヒトカゲの進化系でリザードン
 『緑のは?』『フシギダネの進化系でフシギバナ
 『キモチワルイ』『でも強いんだよ。"どく"とか使えたし』
 『青いのは?』『ゼニガメの進化系で・・・なんだっけ』
  (後で調べて、カメックスだったことを思い出す)
 『強い?』『強い強い。背中に大砲とか付いてるでしょ?』
 『水系?』『そうそう。水系。カメだからね〜』
 『オジサンはどれがすきなの?』
 『どれと言うか、カッコイイからリザードンが好きだったかなぁ』
 『ふーん』
こんな感じの話をした。その後も続いたんだが、この話は一旦終わる。


しばらくして。


姪っ子が思い出したように近づいてきてこう言った。
 『オジサンが赤いの使うなら、○○(姪っ子)は青いの使う!』
そうねぇ。火には水が強いからねぇ。

負けたくないって事はよく判った。子供って素直。