みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

『う○こ』。

タイトルは一部伏字にしたが、内容としてはそのままの話。
以前、アウトドアをメインの趣味にしていた時代があって、その頃の話。子供を育てている人にはとても当たり前の話。
アウトドアをやっていると、その場にいるいろんな人と交流をしたりする。もともとの自分の性格は、かなり人見知りする方ではあるが、それでも交流が嫌いというワケではないので、老若男女、とにかくいろんな人と話す機会があった。それは、今でも良かったと思っている。(またチャンスが来れば改めてやりたいと思っている)
そんな中、子供との会話はとにかく刺激的で面白い。特に、キャンプに来る3歳から6〜7歳ぐらいまでの子供は、何かにつけて『う○こ』『おし○こ』『お○ぱい』や『おなら』を連呼する。

『うわ〜、犬のう○こだ!』
『この石、お○ぱいみたい〜』
『くせーっ、だれかおならした〜。うわ〜くせーっ!!!』
とかそんな奴。ただでさえ日常と違う場所でテンション上がりっぱなしなので、それはもう周りの子供にも伝染して、連呼連呼の大合唱。
大人にしてみれば、そんなことを言う子供は騒々しいし、なによりそういう言葉を嫌がる人もいる。
でも。でも。
そもそも、子供がまだまだ小さかった頃。赤ちゃんだった頃は、それらをする度に両親に喜ばれるし、褒められて育ってきた。小さな、ほんの小さな子供の世界では、それは大人に褒められる数少ない機会だったのだ。お漏らしをする前に報告しなければならないし、それを言葉に出すことは日常のそのものだ。
それを、突然『言うな!』と、大人の世界の常識を押し付けても、理解できる訳が無い。
無論、いつか、どこかでそれを理解する時が来る。
『う○こだぁ〜』
と、叫ぶ人がいたら、それは子供だと思っていいと思う。実際の年齢と関係なく。それを声に出すことに喜びがあるのだと。その場の空気としての良いことかはともかくとして。
飲み会の席だろうとなんだろうと、そう思えばいいと思うよ、と。*1

*1:急にこんなことを書いているからといって、なにかそういうトラブルがあったとかそういうことじゃないです。少なくとも私は。