みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

プレゼンスの恐怖。

普通に生活している上ではあまり関係ない言葉として「プレゼンス」というものがある。
「プレゼンテーション」を意味する「プレゼン」とは意味合いが異なる言葉で、「相手が今どういう状態にあるのか」を表すIT用語である。
リアルタイムに相手が在席中か、離席中か、通話中か、会議中かなど、いろんな事が判る。一般的なMessengerとかIP電話とかを使った事があれば「あぁ、あれか」となるような機能。そう、アレ、だ。
昔は便利だな〜と思ったが、今はコレが大嫌いである。
便利だな〜と思ったのは「自分に都合がいいから」で、大嫌いな理由は「自分に都合が悪いから」だ。どちらにしろ身勝手な理由。
今、社内の人はもちろん、一部のお客さんもコレに対応しているので、お客さんのプレゼンスが確認出来るのと同時に、自分のプレゼンスもまたお客さんに筒抜けである。
電話が終わるとほぼ同時に次の電話が入ってきたり、電話している最中にメッセージが飛んできたり。

今は「便利」って事で、いろんなものにどんどん取り入れられている。ビジネスの現場では、この機能を使った新しいサービスが登場してきている。介護サービスの現場等でも使われているし、一部の学校や病院でも利用され始めている。


便利だってことは理解できるが、自分は監視されている様で気持ち悪い。

とても落ち着かない。