みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

千と千切りの神隠し。

今年の、ってワケじゃないんだけど、最近の目標がある。
 「キャベツの千切りが出来るようになりたい」
だ。書き方が、絵馬チックだけど、別にそれほどの願掛けでもないが、千切りの細さに幅があり過ぎるので、やっぱりこうなんていうか、練習しなくちゃな〜と思っている次第。道具に走ってもいいんだけど、そういう話じゃないんで。


キャベツの千切りと言えば、今から5年ぐらい前の話だけど「衝撃的なもの」を見たことがある。

ある日、会社に早朝出勤をしたら、途中にある開店準備中のお店でキャベツの千切りを用意していたのだ。

そのお店はとんかつ屋さんだったので、キャベツは大量に消費する。だからきっと、早朝から準備してなくてはならなかったんだろう。と思った。

とはいえ、私は通勤途中であり、開店前の店内に入ったワケではない。なのになんでキャベツの千切りをしているのが判ったのかと言えば、店員さんがお店の入り口から外に出てて、金属製のたらいに入った大量のキャベツに「芝刈り機」をヴィヴィヴィヴィヴィヴィ〜〜〜〜!と当てていたからだ。早朝から。すごい勢いで。

業務効率化のお手本の様な行為だと思った。


千切りじゃなくて微塵切りに近いんじゃないかとも思えるし、そもそもそれすら夢だったんじゃないか?と思えるけど、それ以来私はそれを確認する為にお店に足を運ぶことはなかったし、そのお店も数年前に閉店してしまった。今はもう確認する術もない。