みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

バリトンに憧れて

私の声質は高い。それは既知の事実だ。
偉そうにいえることではなく、むしろ恥ずかしく思わなければならないのかもしれないが、「異常?」って思われるほど「声が高い」。特に電話口だと高く聞こえるらしい。

今日、お客さんから電話がかかってきた。

  • 私、「はい、お電話変わりました○○(苗字)です」
  • 相手「あ、△△(名前)さんをお願いしたんですが」
  • 私、「はい、△△が私です」
  • 相手「あ、失礼しました」

こんな会話、もう何十回も繰り返している。何百回は言い過ぎだと思うけど。相手は私を女性だと聞き間違えているのだ。本気で。いつも違う人なのに、いつも同じパターンだ。

まぁ今日日、珍しいって事も無いのかも知れないが、別に好き好んでこの声になった訳じゃない。バスまで行かなくてもいいけど、バリトンかテノールぐらいであったらな?と思うことがある。そんな声だったら、今と違う人生を歩んでいただろうか。そう、たぶんこれはコンプレックス。