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フェイバレイト・トイレット

いわゆる怪談の類では「開かずの個室」なんて話が出てきて、「3階の音楽室の前のトイレの一番奥には実は・・・」などと語り継がれていく物だったりするが、それより何より何故かトイレの個室という物は「いつの間にかお気に入り」が出来てしまう物じゃないか?と思っている。

基本的に怪談に使われるのは学校であって、今のお話は職場的なもの。個室が2つも3つもある場合の話。どうだろう、思い返すと決まっていたりしないだろうか。不思議となんとなく「ココ」って感じで。細かい理由なんてきっとない。なんとなく、だ。


という話を先日妹にしたら「うちの職場の女子トイレは3つ個室があって、女性が3人しかいないから全員場所が決まってるよ」と言っていた。もう、扉が閉まっているかどうかで「誰がいるか判る」という一種不思議な状態だ。そもそもトイレって言う物は「居る事自体知られたくはないような場所」のハズなのに。ならばお気に入りの個室なんて決めない方がいいハズなのに。


でも、なんとなく決まっちゃうんだよね。不思議と。
人間のこだわりって無意味に面白い。