みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

脳の無駄遣い

時々、答えが判ろうが判るまいがどうでもいいようなことが気になって仕方がなくなる瞬間がある。今、その状態に陥っていてどうにも気分が落ち着かない。ちなみに気になっていることはこんなことだ。

地球の中心って重力はどっち向きなんだろう?

それだけのことだ。

仮に、だ。地球の中心が空洞だったとする。まぁ、大きさは適当でもいいんだけど直径10kmぐらいの球形に空洞だったとしよう*1。イメージできるだろうか。結構でかい。

よく、アニメやギャグの世界で「地球の反対側まで開いた穴に落ちたらどうなるか?」という話があるが、一般的な答えは「何度も往復して中心で止る」という物だったと思う。でも、それって本当なんだろうか。

そもそも重力と言う物は「引力」から来ている物だといつの頃だか習った。地球という物体が持っている引力によって引き寄せられているだけだ、と。その質量が大きければ大きいほど引力が大きくなり、重力も強くなる。地球と月の重力が違うのは大きさ(質量)の違いだと。

ならば、だ。先程述べた通りに「地球の中心が空洞だったら」と考えた時、中心には物体はない。物体があるのは中心ではなく外側である。その場合に働く引力はどっち向きになるんだろう。

球の中心には物体はない。でも、球形であるからこそ均等に引力が働いて、やっぱり中心で無重力状態になるんだろうか・・・。では、空洞の大きさがもっと大きな100kmだったら?1000kmだったら?考えれば考えるほど不思議な気がしてくる。そういえばスペースコロニーが筒状の外側に居住地を配置するのは遠心力による物であって、重力ではないよな?とか。


・・・頭の良い物理学者さんなら「何を悩んでいるんだコイツは?」という程度のことなんだろう。でも、なんとなく頭の無駄遣い。こういう事を考えているうちはバカみたいと思いながらも楽しかったりする。変な気分。

*1:ちなみに地球の直径は12700kmぐらいあるそうだ。でけぇ。