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グリーン・デスティニー

グリーン・デスティニー コレクターズ・エディション [DVD]
昨日書いた「NYPD15分署」を調べていて気が付いた。「なんだってーッ!チョウ・ユンファって グリーン・ディスティニー に出てた人か〜ッ!!」と。どうやら前は坊主頭だったから気付かなかったらしい。うわぁぁ、恥。

・・・という訳で、ツナガリ紹介。こういう紹介の仕方ってどうなんだろう。いつもながら適当感が漂ってるけど。

ストーリー

「グリーン・ディスティニー」とは、伝説の名剣のこと。この剣を持ち、超能力を持つ英雄の伝説の物語。

と、ここまで書いて後はいまいちハッキリ思い出せない自分がいた。えぇ?そんなに複雑なお話だったかなぁ?と思うんだけど、いまいち映像に関するインパクトとは裏腹に、ストーリーのインパクトが弱かった気がする。アカデミー賞で何部門か受賞していた作品だし、ワイアーアクションの派手さでナイナイの岡村君とかが昔バラエティー番組でパロディーをやっていたのも偶然見た気がするんだけど、結局イメージに残っているのはそれと同じ程度の内容でしかない。おかしいな〜。


必死になって頭の中を掻き回してみたら、ちょっと思い出したので書いてみる。(ネタバレあり)

水の上を渡っていくシーンや、竹林で戯れる*1シーンなどのワイヤーアクションは凄いな〜とも思うが、逆にリアリティーを感じなさ過ぎる印象だった。正直言って、うわぁ、あやしぃ動きだぁぁ〜とちょっと思っちゃったのが個人的にはマイナス。戦闘も迫力があるというよりも、本当に御伽噺、夢物語のようだった。

主人公の男の人が(あれ?主人公は女の人の方か?)洞窟の中で毒を受けて宿敵に倒されちゃうシーン。この段階でハッピーエンドはありえないな〜と予想できちゃったんだけど、それにしてもある意味唐突なシーンで、気持ちの収まりが悪い。

そしてラストシーン。最後に「審判を受ける為に谷底に飛び降りる」というシーンは、運命に翻弄された男女の切ない恋物語・・・という感じで終わってしまっている。いや切ないというより「やるせない」という感じだ。


ぶっちゃけ、結局「グリーン・ディスティニーってなんだったの?」という感じで、関係があったのかなかったのかいまいち判らない。たぶん関係ないんじゃないだろうか。そもそもこの映画のテーマは「求めた自由と真の幸福とは何か」なんだと思う。自由を求めた結果、何が起きてしまったのか。それは本当に自分の幸せにつながったのか?と。でも、なんか後味が悪いんだよな〜。これじゃ、自由なんて求めない方がいいって感じだし。うーん。。。


・・・やっぱり、もう1回ぐらいは見た方がいいかな?漠然としか思い出せないって言うのは、ちょっとくやしい。

*1:いやいや、戦っているわけなんですが、遊んでるようにしか見えない。