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アタック・ナンバー・ハーフ

アタック・ナンバーハーフ ワン・ツーBOX [DVD]
トッツィー*1を紹介したばかりでこれを書くのは質的に何となく忍びない感じなんだが、折角なので引きずって紹介してみることにした。

一言で説明すれば「オカマのスポ根バレーボール映画」である。一応、「好きか?嫌いか?」の二択で選択しなければならないんだったら「好き」と応えると思う。意外なところで涙もろさを出す自分の性格に弱さを感じなくはないんだが、実話を基にした映画という事で自分を納得させたいと思う。好みは別れるかもしれないが、良い作品だ。

ストーリーは先程一言で説明した通りであり、それ以上でもそれ以下でもない。至ってシンプルであり、オカマがバレーボールの試合に出て活躍する様を描いている。って、先日書いた「少林サッカー*2」と流れは一緒だが、違うのは「リアリティー」だ。こちらは実話ならではの説得力と迫力がある。人々の心の葛藤もしっかりと盛り込んで表現している。

最近はレイザーラモン住谷の「HG」というキャラクターが人気を集めているので印象が違っているのかもしれないが、世間一般的な感性から言えば「オカマ」や「ゲイ」は「気持ち悪い」みたいなイメージが強い。実際、この映画のキャラクター達も「ソレっぽい」感じが強く、生理的に受け付けない人もいるかもしれない。だから無理に「見た方がいいって!」とは言わないけれども、私的にはアリな映画だった。うん。

私がチェックしていないうちに*3「2」が出ているっぽくて、それはそれで気にならなくはないんだけど、このシリーズに関しては「1/2」な気分で見ればいいんだと思う。そう思う。

*1:トッツィー:過去記事→id:kenbot3:20050605

*2:少林サッカー:過去記事→id:kenbot3:20050604

*3:ってする程好きなワケじゃないから悔しくもないんだけど