英雄「ＨＥＲＯ」

ジェット・リー主演のアクション巨編。ちょっとおじさんぽくはなってしまったが、今でも甘いマスクで熱烈な女性ファンも多いだろう。そんな、ワケでこの映画も「闘う男」って事で紹介しておきたいと思う。

王の命を脅かしていた最強の刺客を全て倒したという、男が現れた。「ウーミン（無名）」と名乗るこの男は、王に謁見の許可を得て、王にその３人の刺客を倒した時の話をし始める。名も無き地方の一武人だったウーミンと名乗る男は、何故１人で刺客を倒したのか。その目的は単なる出世欲だったのだろうか・・・。

とか、そんな感じ。基本的にはウーミンの語るお話ということなので、リアルさというよりもかなり小説的に脚色されたシーンが展開されることになる。それがまた迫力があって、いい感じに楽しめる。また、シーン毎に基調となる色を変えてある点は、映像に対するインパクトを与えており、とても印象深く目に刺激的であった。