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トゥーム・レイダー2

トゥームレイダー 2 プレミアム・エディション [DVD]
有名なお話なのでストーリーな部分は割愛するが、ゲームである原作・キャラクターが好きな人は、1の方がまだ面白いかもしれない。ちなみにゲームは一切プレイしていないが、私は1よりも2の方が好みだ。

よくよく考えると、結構1と違っている。設定とか、お話の進め方とか、キャラクターの性格とか。今作では新キャラがパラパラ出てくるんだけど、続編の宿命でキャラの紹介を端折っている。だから特に恋人役のテリーのインパクトが弱い。セリフ的にララの元恋人だという事がわかるが、2人がどうやって知り合ったのかとかの過去が殆ど語られない(あえて謎にしているのかもしれないが?)のがかなり消化不良気味。おかげでこのテリーに関しての感情移入は全然出来ない。ただのスケコマシだ、これじゃ。

失踪した父親の謎を追うという「運命的」なお話の始まり方をした前作に対し、今回はララ・クラフトが好きでやっている冒険だ。だからなんとなく「インディー・ジョーンズ」っぽい。ちょっと泥臭いインディー・ジョーンズのアクション・道具に対して、かなりハイテクな道具を使っている点は全然違いますけど。

ついでに言うと、地図の珠(オーブ)の使い方が「ハムナプトラ2」と一緒じゃん?と思った。あちらはブレスレットだったが、演出的なところとかも含めて同じって感じ。
最後にお化けみたいな奴らに襲われるところとか、かなりSF的な演出の数々とか似てるよな〜と。

そんな訳で、これは「ララ・クラフトの冒険」という見方をするよりも、「お金持ちの道楽冒険家のすんごい冒険自叙伝」という気持ちで見ると、とても楽しめると思う。ガンアクションに関しては、前作と同様かなり激しいので。

昨日見た映画よりは楽しめたな〜。