みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

ジャイアニズム。

この週末、特に昼間にオンラインをやっていた。EDF3Pで。

普段は夜遅いことが多いんだけど。

同じゲームでもユーザ層が全く違うのが面白い。

そして、やはり小学生か中学生位のプレイヤーは多いと感じた。Vitaでも。EDF3Pでも。

この辺りはプレイスタイルである程度分かる。


この年代は、自分はのび太だと思っていて、ジャイアンに不満を持っているが、内面はジャイアンだったりする人が多いからだ。

ジャイアンと言えば、

「俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの」

という理不尽な台詞が有名だったりするが、本人たちは気付いていないだけで同じことをしているのだ。

「俺が面白いと思うことは皆が面白い」

なので、周りの雰囲気や迷惑に気付かず、無駄にオーバースペックの武器で仲間も一緒に攻撃したり、戦車で仲間を追いかけ回したり。当然、いきなりフレンドリーファイアもする。敵の攻撃の合間で暇だからと、プレイヤーではないが仲間隊員であるNPCを一人一人倒していたのには唖然とした。

「ゲームなんだからいいじゃないか」

というのはもちろん、一理あるが、その前提は「オンラインでやる場合はその場の共通理解(ルール)に沿った範囲で」となる。

ゲームでも、だ。いや、ゲームなら尚更だ。

「だって、そんなのやっちゃダメと書いてないし、出来るんだから楽しめば良いじゃん」
というものの、それは先程の

「俺が面白いと思うことは皆が面白い」

というジャイアニズムによるものだ。本人は気付いていないだけで。楽しめる人がいる反面、楽しくない人も必ずいる。

意外と気付かれていないが、ジャイアニズムはジャイアンだけの話ではないのだ。

のび太もスネ夫も静ちゃんでさえ持っている。

自分勝手な思い込みによるルールの強要。

のび太の場合は、それをドラえもんの道具で試して大体失敗したり、反省しているだけで。

子供の頃には皆があるそういう世界。


ゲームを遊ぶ上でソロなら自分の世界だから、自分勝手な遊び方でも問題はない。だから当然、オンラインの場合は違って話なんだけど、ジャイアニズムの人は「自分の面白いが優先」されてしまう。

この辺りは何年経ってもたぶん、変わらないだろう。それが子供の特性なんだし。ほとんどの場合は悪気はないのだ。


性悪説」とはよくいったもので、悪気はないのだ。ダメな理由を知らないだけで。そして、価値観や世界が違えば、それすらも別にダメではないし。


難しい問題。


なら、なんでそこまで分かっていて昼間に繋いだの?と言われると、何となく市場調査がしたかったからだ。

市場調査は言い過ぎだが、、Vitaユーザ層が広がっていることを少し感じられたのは確かだった。