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脳内ゲーム機。

ここしばらく忙しくて、日記更新していなかったけど、元気は元気。
その間、どうでもいいことを考えていたりした。その一つがこのタイトル。
『もし、脳内ゲーム機があったら、人間はどうなっちゃうんだろうか?』
と。
結論に達する前に、一つの解があるので先に出しておくと、
『将棋や碁、チェスの達人同士は、盤面がなくても勝負が出来る』
そうだ。

なお、この話と別に『スマートフォンとゲーム』の話も別に書く。次に。

事の発端は、お風呂。
湯船に浸かりながらゲーム(この時はモンハン)のプレイ画面を頭の中でシミュレートしていた。どうやって攻略するかなぁ・・・と。
別にそれはその時に限った話ではなくて、結構他のことも含めていろいろ湯船で長湯しながら考えたりしているんだけど、その時にふと思った。
『もし、脳内ゲーム機があったら、人間はどうなっちゃうんだろうか?』
と。
脳内ゲーム機、とは。
あえて定義をするならば、人間の脳内に組み込むことが出来る『未来のゲーム機』であり、現時点で実在はしない。
液晶の画面は存在せず、目で見る必要も無く、指で操作をする必要も無い。頭に浮かんでくる映像としてのゲーム画面と、考えただけで動くインターフェースを持つ。SFとかそういう世界の話。アニメで言えば、攻殻機動隊の世界。
もし、そんなゲーム機があるとすると、人間はいつ、どうやって遊ぶんだろうか。
極端な話、仕事中でもゲームは出来る。誰にも見られる心配はない。
授業中でも、お風呂の中でも、車の運転中でも、会議中でも出来る。
それじゃ、ダメ人間になっちゃうんじゃないか?
と、心配になる。そうすると、特定の条件下ではゲームが起動できないようにする仕組みが必要になり、その手段を破る為の仕組みが作られ、起動状態をチェックするためのセキュリティーソフトが開発され、チェックを逃れる為の偽装が組まれ・・・と、いたちごっこにもなるだろう。
なるような気がする。
だが、そもそもゲームとは。
ゲームとはある一定のルールを設け、そのルールに則って遊ぶことであり、脳内ゲームというのは古くから存在する。
具体的には『妄想』とか『想像』の世界で。
より具体的に言えば、『脳内忍者』*1とか『脳内影踏み』*2とか。
そうした中、人は「ダメ人間になったか?」といえば、そこまでではないと言えるだろう。
無論、今より中毒性が高いゲームが脳内で遊べるようになったら話は変わってくる可能性はあるが、『人が、人として優先順位を間違えなければ問題は無い』と言えるんだと思う。
SFな世界の未来。
いつか、そんな時代が来るかもしれない。
でも、人はそんな未来でもきっと、いろんな問題を起こしながらも次の時代を作っていくんだと思う。

*1:電車やバスを移動中に、忍者が窓の外を走っているイメージで、ビルの上や、ガードレールなどの上を走り抜けていくことを想像する遊び。

*2:昼間の街を歩いているときに、影の部分しか歩いてはいけない"影踏み"を、頭の中で"次はあそこだな"と考える遊び。