みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

ダレノシゴト。

印刷したものをとろうと、コピー機のところまで行ったら、隣のチームの2年目の子がその場にいた私ではない別の先輩に質問をしていた。
『ここの紙って、誰が補充するんですか?私たちの仕事ですか?』
この場合の「私たち」は、たぶん「新人」とかそういう意味だろう。
その先輩はどうもそっけない人なのか、『知らん』と答えていた。
それもどうなのよ。
ってことで、さすがにかわいそうなので、チームこそ違うけど話しかけた。

『コピー機の用紙?それは別に誰の仕事じゃなくて、気付いた人が補充すればいいんだよ。私がとってくるから今はいいよ』
その子は『お願いします』といい、コピー用紙置き場まで私が行くのを見届けて、場所を確認していた。
うん。それでいい。
よく。昔からよく、コピー機の用紙交換や、シュレッダーのゴミ掃除は新人の仕事という人がいる。それ自体は間違っていない。経営とかそういう観点で言えば、確かにそれはコストがかからない新人の仕事になる。
でも、本来の意味ではそれは少し違う。
資料を作るにしろ、いろんなチェックをするにしろ、力仕事をするにしろ。
新人には新人の仕事がたくさんある。特に1年目2年目は、それら全てが勉強である。だからもっと勉強に力を入れていいと思う。
コピー機の用紙交換とか、シュレッダーのゴミ掃除とか。
こういうのは、別に新人の仕事ではない。先輩だってできるし、新人と先輩のコスト差とか考えても作業自体は数分程度のこと。大きな影響など無い。
だから、これについては別に新人がやらなくてもいいと思っている。勉強とは少し違うと思うから。*1

*1:ただし、会社にかかってきた電話を率先して取るということについては、これは新人の仕事。理由はまた別の機会に。