21g
見た。今、かなりやる気なし。それは映画のせいじゃないんだけど。
前から見たかった映画。「21g」と書いて「21グラム」と読む。
公開されたのはこの映画日記が始まった頃だった記憶がある。その頃から見たかった。
「人間は死ぬと体重が21g減る」
という。その21gとは何なのだろうか・・・。
というお話なんだけど、別にドキュメンタリーじゃないんで、それが何なのかなんて所についてはもう最後までどうでもよくって、「人が生きる」ってことはどういうことなんだろうっていうお話。ヒューマンドキュメンタリーとも言えるかも知れない。
やる気がないなりに、もう少し具体的にお話を書いておくと、
心臓移植を待つ一人の男がいた。彼は新しい心臓を手に入れることが出来たが、自分に心臓をくれた人に興味を持ち、調査を始めた。そしてそれを調べて行くうちに、その提供者の遭遇した事故や被害者の遺族、加害者の存在を知り、それに伴い自分と妻との関係も、自分の生きる意味までも変っていくのだった。
という感じ。実は、ストーリーは被害者側、加害者側も含め、さらに時系列を入れ換えながら展開するのでもっと複雑ですけど。実際は。
これを見て思ったのは、「過去に縛られて生きるのが男」「未来の絶望に悲観するのが女」なんだなと思いました。意味は不明かも知れませんが。自分でも良く判りません。
結構、重いお話でした。今の私には。