8割
会社に戻ったら、机の上に紙が置いてあった。
無駄な残業を減らす為の5ヶ条
とか書いてある。どうやら、リーダーが新聞か何かのコピーをとって置いていってくれたらしい。ありがたいことだ。
で、その中身を見ると具体的な事例や成功例が書いてあって、共感できるところは多々ある。だが、現実が伴っていないと思うところも多々ある。たとえばこれだ。
○ 仕事は「8割」で
完ぺき主義や自己満足に陥らず、適度に力を抜いてみることが大事
でも、手を抜くと上司にもお客さんにも怒られる。過剰にサービスを求められ、沢山の業務に追われている現代において、仕事において手を抜いて言いなんてことはないと思う。*1
もちろん、お客様の求めている以上の単なる「自己満足な成果物」では意味を成さない。その手前で止めろといっていることも判るが、8割でよいとは思えない。これをいうなら、
○ 120%を求めるな
と書くべきである。仕事において、「成果物は予定の8割でいい」などと言われたことはない。では、仮に8割で終わらせたとして残りの2割は何をすればよいのか。
きっと、別の仕事をアサインされるだけである。それが業務効率化なのだから。*2