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稲妻

『雷』のことをはぜ、『稲妻』と呼び、『妻』の字を使うのか。

そういう疑問を持つ人もいるだろう。まぁ、『稲』に関してはなんとなく雷がよく落ちる夏の時期的に違和感が無かったとしても、だ。さて、その答えを検索するとあっさり出てくる。今の世の中はとても便利である。

稲妻の語源

稲が開花し結実する夏から秋のはじめにかけて、雨に伴い雷がよく発生するため、稲穂は雷に感光することで実るという俗信が生まれ、そこから雷を稲の夫、すなわち「いなづま」(「つま」は配偶者の意。古くは夫・妻両様の意味を持っていた)と呼ぶようになったといわれている。

だそうだ。実は『夫、男』だったんですね、雷って。

もっとも、飲み屋の冗談としては

『決まってるだろう。昔から、雷を先に落とす男の方じゃねぇだろうが』

という方がウケは取れる気がする。というか、だから残ってしまったんではないかと勝手に推測してみる。事実、フランス語でも雷のことを『la foudre』と書くそうだ。『"la" は女性名詞に付く冠詞』という事を考えると、フランスでもやっぱり『女性』と思っているのだと思われる。


えっ、誰ですか?『そんな問題発言していいの?』とか言っているのは。違いますよ。『フランス語で "落雷(coup de foudre)" には "一目惚れ" って意味がある』んですよ。本当ですってば。私、何か間違ってますか?(ニヤリ)