みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

時間。

今や壁、腕だけではなく時計は身近なモノすべてに仕組まれている。むしろ時計がない場所にいると落ち着かなさすら感じる程、私たちの生活は『まず時刻ありき』で時々刻々と回っている。
しかし時間の感覚がもっと大雑把だった時代もある。昔の『時』の間隔は約2時間。約ってのは『日の入りと日の出が基準』となっているからだ。そう、今とは逆に『生活にあわせて時間が存在』していた。そして、それでも社会は社会として機能していた。
時間は生活する上でのただの目安の一つでしかない。一定の方が便利だが、私たちの生活は常に一定ではないのだから。