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ゴジラ2000

ゴジラ2000?ミレニアム? [DVD]
というワケで静かな朝。冷蔵庫の残り物で純和食的朝食を食べた。っていうか、ご飯と味噌汁と納豆と冷奴。食べ終わってから気が付いた。味噌と納豆と冷奴は同じじゃないか?材料は。しかも味付けは醤油。あれも大豆だよね?だよね?*1

とまぁそれは余談として先日、「GODZILLA」を書いたばかりだが、その後に作られたって事で話題になった「ゴジラ2000」を紹介する。サブタイトルは「MILLENIUM」。

やっぱりね、日本のゴジラは日本人が作るべきだ、と痛感した。まず「ゴジラ、チョ〜カワイイ」といいたくなるほどのキュートでつぶらなお目眼。そして妙に短くてこれまたラブリーなお手て。なんだかセクシーさも感じさせる太くてたくましい太もも。シルエット的にも哀愁が感じられる背中。あぁ、これだこれ!というお決まりの雄たけび。やっぱり、このゴジラを見て育ってきたんだから、これ以外は受け付けないんだろうな。


ゴジラが憎んでいるのは「人」ではなくて「人が生み出したエネルギー(科学)」という所はもうお約束ではあるんだけど、やっぱりテーマ性があると思う。基本的に人を殺すことを目的としていないんだよね。そこが絶対的に違う。まぁ、街は壊しまくりだけど。

街壊しまくりという点ではハリウッド版と決定的に違うのは「水際作戦」を必ずやること。自衛隊のお約束でもあるが、これで阻止できないゴジラの強さを堪能できるし、なにより「街を破壊するのはゴジラの役目」であり「自衛隊はやったらおかしい」のである。そしてなすすべも無くただ呆然とゴジラの戦いを見つめる人々。そう、これだこれ。ゴジラの醍醐味はやっぱり「ゴジラが街を壊す」という恐怖だ。ゴジラの出現でパニックを起こして自爆するシチュエーションは望んでない。どうも「パニック映画」としての方向性が違うんだろうな?と思ってみたりする。

あ、結局2000の特徴である敵方についてぜんぜん語ってないかも。まぁ、それは正直言って「どうでもいい」です。私にとっては。その辺りは気にしたらいけないもの。いいの、ゴジラが無敵ならそれで。


って事で、内容には突っ込みどころは(ほんとはもっと)あったにしても、日本人にはやっぱり日本のゴジラが合うんです。そう、米と豆で育ってきた私たちだもの。やっぱり懐かしい味っていうのは大切ですね。しょうがないじゃない。落ち着くんだから。これで育ってきたんだから。

*1:要約すると今日の朝食は大豆と米だけって事に。