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ちょっぴり大人のかき氷

梅雨明けはどうした!という気分一杯な今日この頃だが、今日も暑い。あと数日もするとまた新たな季節の到来だ。青春の夏、かき氷の夏ってね。

昔に比べ、自動製氷器付きの冷蔵庫も普通になってきて、よりかき氷は身近な存在になったといっていいかもしれない。という訳で、ちょっぴり目からウロコな大人のかき氷を書いておきたい。
それにしても「カキ氷」と書くのと「かき氷」って書くので、微妙にニュアンスが違うんだから日本語って面白い。

【材料】

  • かき氷器
  • コーヒーかき氷
    • インスタント・コーヒー
    • 練乳(コンデンスミルク)
  • 梅酒かき氷
    • 梅酒
    • シロップ/ハチミツ

以上!

量は基本的にテキトーで。こういうのは、自分の感覚が大事だ!
って、かき氷器はもちろん食べる材料じゃないが、一般の家庭に必ずあるとは限らないのでとりあえず書いておいた。ついでに言えば、食べる物じゃないが「体力」は大事だ。え?お宅は電動だから大丈夫?し、失礼しました。でも、汗かきながら作るかき氷っていうのも、おいしいかき氷のレシピの1つなんですぜ?(負け惜しみ)

【作り方】

コーヒーかき氷
  • シャリシャリシャリ!とかき氷を作る
  • インスタントコーヒーを上から満遍なくまぶす
  • その上から薄くさらにカキ氷をかぶせ、
  • 練乳をお好みでたらす
  • スプーンをさして、サクッ!と出来上がり。
梅酒かき氷
  • 梅酒を器に先に入れる。
  • 甘さが足りない時はシロップやハチミツで調整。
  • その上から気合を入れて、シャリシャリシャリ!
  • スプーンをさして、サクッ!と出来上がり。

っていうか、そもそもかき氷なんで一言で言えば「シロップでかき氷を食べる」だ。
インスタントコーヒーは粉だから使っても溶けないような気がするかもしれないが、最近のインスタントコーヒーは「アイスも作れる」と宣伝しているぐらい溶けやすい。氷から出る少しの水分でもちゃんと馴染むんだから不思議だったりする。

わざわざ2回やるのは、見た目の問題だ。アイスコーヒーがかぶったかき氷を「山に見立て」て、さらに雪を降らすつもりでいこう。こうすると、さらにコーヒーが溶けやすくなるし。

なお、練乳じゃなくてクリープなんかで試しても食べられなくは無いが、インスタントコーヒーに比べると微妙に溶けづらい。甘みはガムシロップで調整してもらいたい。

梅酒を先に器に盛るのは、甘さの調整が出来るからと、お酒なので「時間をかけて掬いながら食べるのが吉」という配慮からだ。色的にハッキリとしない梅酒だからこそ、あえて上からかけないで「上が白、下がグリーン」というほのかなグラデーションを楽しむというのも大人な味わい方だ。まぁ、この辺りは結局味には関係ない好みの部分なので、適当に楽しんでもらえればいいんだけど。


ポイントはそれぞれ「あまりたくさん作らないこと」だ。みなさんもう大人なんですから、欲張っちゃいけません。少ない量を回数食べる。これも、大人のたしなみですよ。いや、体力が無くて氷をかいている途中でへばっちゃう・・・って言うのは内緒ってことで。

大人のカキ氷といえば、定番は「抹茶あずき」だったりするし、実際おいしいんだけど、抹茶って意外と手に入りづらい。そもそも一般家庭で「普段から抹茶が用意してあるよ?」という家はどれぐらいあるんだろうか。たぶん、そんなに無いよね。

これからの暑い季節。大人だってかき氷を楽しみたい!ワケで、ちょっと蒸し暑い夜に火照った体を冷やしてから寝るというのもオツなものです。梅酒の代わりに他のお酒で試してもいいですが、その場合は「グラスにかき氷を詰める」という飲み方も、オンザロックとは違った雰囲気で楽しめますよ。

アディオス!