みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

餃子スタジアム!

家にナンジャタウンからDMが届いていた。いわゆる「無料ご招待券」だった。
昔、テーマパーク巡りにはまっていた事があって、1年に2回ぐらいはナンジャタウンに行ってはスタンプ集めに勤しみ、「グランドフェスタリアン」として君臨(という程ではないが)していたものだった。その時の名残で、時々DMハガキが届く訳なんだが、もうかれこれ4年以上行っていなかった。それでも送ってくるナムコ、太っ腹。
そんな事情もあったんだが、いきなり『明日ははナンジャタウンに行くからね』と言われた、金曜日の夜。「え?マジ?」と、聞き返すと『事前に言っておいたじゃん』と言い返された。そういえば、そんなことも言っていた気がするが、日付がいつかなんて気にしていなかった。なんじゃら〜。

経緯としてはそんな感じだったが、朝食も食べさせてもらえず、目指すは池袋、サンシャイン60。滅多に都会に遊びに行かないので、人ごみの多さにちょっとたじろぐ。人を避けるのが精一杯な田舎ものの気分。実際、田舎ものなのかもしれない。

無事にナンジャタウンに進入すると、わき目も振らずに「餃子スタジアム」に向かった。日本中の餃子名人を集めたこの催しは、今年で2年目。餃子だけを集めたフードテーマパークだ。中に入るとむちゃくちゃいい香りが漂っている。町のあちこちにテーブル*1とイスが置いてあり、餃子好きには堪らない場所となっていた。しかし、歩けないほどの人の数にびびる。こんなにいるのか?餃子好きって。しかも、女性比率がやたらと高い。

値段は1皿3〜500円ぐらい。普通のラーメン屋さんで食べるよりは割高。一人で2,3皿は軽く行けるだろうから、気が付くと1000円はあっという間に飛んでいく。ま、現金はそれなりに持っていった方がいいと思う。

恐るべきは餃子だけに留まらない。辛い、しょっぱい物を食べたら「甘いものが食べたくなる」のが、人の常。そこはナムコ、絶対に外さない。フロアを変えると「ロールケーキ博覧会」「アイスクリーム・シティ」「東京シュークリーム畑」と連続ジャブを与えてくる。レストランでは「世界のカレー」なんて事までやっている。もちろん、ピザやパスタも従来どおり食べられる。

未だに人気のスタンプ集めはもちろん、各種アトラクションも健在なので、食べてよし、遊んでよしとさらに充実したテーマパークへと進化し続けているナンジャタウン。既にこなれた感じで、休日なのに殆どのアトラクションは待ち時間が5分程度だった。
会社帰りに寄るのも、楽しいかもしれない。

*1:立ち食いテーブルもあり、ビールケースに板を乗せただけのものありと風情タップリ