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合言葉はSite Seeing

アイロンの距離。

「母の日」前後になると、この手のニュースが登場するんで、個人的に数字としての興味があるんでなんとなくいつもチェックしてしまう。というワケで、あまり深い意味も他意もない。

で、昨日もこの手の話題を書いたし、折角なので今日も書く。

「平均すると女性は一生の間に215マイル(346km)アイロン掛けを行っている。」

んだそうです。(日本じゃなくてイギリスでの調査です)

とある有名な調理器具メーカー(ティファール:Tefal)の調査結果だそうで、書いてあったニュースサイトの引用。

Full steam ahead: Women are ironing flat out for 215 miles while men manage just 73 miles in a lifetime

It is a statistic that may get housewives across the nation hot under the collar.
Women do an average of 215 miles of ironing in their lifetime - the equivalent of eight marathons - according to a study.
That works out at 3.5 miles or two whole days of ironing every year.

(以下略)

Last updated at 00:01am on 9th May 2008

「女性はフルマラソン8回分にも相当する距離のアイロン掛けをしているんだ!大変なんだ!」と言っている訳です。一方で、男性は73マイル(117km)で、女性の3分の1だ、と。

話の流れ的に言えば、不公平だから男性がもっとアイロン掛けをやるべきだ、と言っている訳ですね。


私個人の話をすれば、小学校の頃に親の手伝いでやった経験があるぐらいで、それ以降は一切やっていない。もちろん、持ってもいない。仕事で着るワイシャツは形状記憶だし、ハンカチも洗い方を工夫しているのでアイロン要らず。
だから、ここまでで止まってしまうとまるで、『アイロン掛けをしない人が悪』かの如き言われようになってしまいます。悲しい限り。


所が、そこだけで終わらずにジョークを交えつつ記事に幅を持たせているのがイギリスのお国柄っぽい。

A quarter of those taking part even said they found the task therapeutic.
回答者の4分の1が、アイロン掛けが健康法(癒し)に感じていると話した。
One in five even admitted they enjoyed ironing, using it as an excuse to get away from their children, husband or wife.
また、5分の1は、アイロン掛けを楽しんでいることを認めており、彼らの子供や夫または妻(の束縛)から逃れる口実に使用している。
However, more than half of those polled also admitted they had ruined clothes because of their lack of ironing skills.
しかしながら、回答された人の半分以上は、自分のアイロン掛けスキルが不足していた為に、衣服を台無しにした事があるのを認めた。

ニュース的に、こういう流れは好きだなぁ。一方的じゃなくて。