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ダーティ・ハリー

ダーティハリー 特別版 [DVD]
「映画日記」と銘打っているワリに、シリーズモノになっているメジャーな映画のタイトルはあまり紹介していなかった気がする。特に他意はなくて、メジャーであるが故に「書くまでもない」と思っていた節があったのかもしれない。

しばらく前の話、ふとTVを付けたら「ダーティ・ハリー3」を放送していた。そんなワケで、クリント・イーストウッドの代表作である、このシリーズを一気に書いておこうと思った。今書かないと、次にいつ書こうと思いつくか判んないんで。

とりあえず第1作目から順番に。原題は「DIRTY HARRY」。あらやだ。そのまんまじゃない。

クリント・イーストウッドの代表作、ダーティ・ハリーシリーズ第1作目のストーリーは、

楽しむように予告殺人を繰り返す犯人を追って、ハリーが死闘を繰り広げる。

と、居たってシンプル。

シリーズ作品という点では、最初の作品から順番に見ていくのがいいんだろうと思うけど、実は正直な所を言うと私は「ダーティ・ハリー4」をたぶん一番最初に見たので、順番通りの評価は出来ない。

第1作目という事もあって、一番無難なストーリーに落ち着いていると思うし、いい意味で変なひねりも無くて素直に面白いと思う。犯人はもう「あぁ、ハリー。コイツはもう殺しちゃっていいから」っていう感覚にして貰えるほど非道い奴だし、それがたぶん「ダーティー・ハリー」シリーズの持ち味なんだろうと思う。そういう意味ではこの作品の犯人役、アンディ・ロビンソンはすごい!と言えるのかも知れない。

ただ、ストーリーの展開自体はアクション映画と呼ぶには正直地味な方で、印象は薄い。そもそもハリーだって血と汗を垂れ流しながら熱血に戦うタイプではないので、メリハリに欠けてしまうのかも知れない。どうも私的に頭に残らないのか、何度か見ているのにいつも細かい所を忘れてしまう。そんな、映画。

最初に見てたらもう少し違ってたかもしれないけど。

そんな、映画。