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シックス・デイ

シックス・デイ デラックス版 [DVD]
「クローン」や「遺伝子(DNA)」をネタにしたお話しは数多くある。シリアスなテーマ*1だけじゃなく、コメディーっぽいもの*2もある。今の時代、決して珍しいテーマじゃないし、それは今の時点では答えの無い難しい問題であるからこそ、こうやっていろいろな視点からテーマに出来るワケだ。
この映画は「クローン技術は完成しているけど、人間へのクローンは法律で禁止されている」世界でのお話し。

基本的に、近未来をテーマにした映画をネタにする場合、そもそも現実じゃないんだから突っ込み所は随所にある。まぁ、今回に関してもいろいろ(いつも通りに)突っ込んで見たいところもあったんだけど、なんとなくそんな気分じゃないのでサラリと流しておきたいと思う。

で、この映画の特徴はやっぱり「クローン大量生産」な状況なワケで、面白いくらいクローンが登場する。いわゆるオチも判りやすいもので、結構「すっげーぜーっ!(棒読み)」ぐらいのライト感覚で見ていいと思う。クローン技術はいいものだとか悪い物だとかそういうことは考えてはいけない。たぶん、それを考え始めるとこの映画は楽しめない。

見終わってから「なんだろう、このデジャブーな感じは?」と思ったら、「トータル・リコール*3だった。同じシュワちゃんの作品。未来の設定。記憶操作的な話もあるし、何より「出てくる小物がやたらウソ臭い」。この辺りの共通性は実はシュワちゃんの趣味なんだろうか。どうなんだろうか。


さて、どうでもいいがこの世界は「2010年」の設定らしい。ってことは、あと3年?そんなに近い話なの?やっぱり無理あり過ぎ。

*1:GATTACA:過去記事⇒id:kenbot3:20000627:p1

*2:クローンズ:過去記事⇒id:kenbot3:20050622:p1

*3:トータル・リコール:過去記事⇒id:kenbot3:20050808:p2