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エア・バディー

エア・バディ【字幕版】 [VHS]
ここ何年かのディズニーのアニメはあまり好きじゃないって話しを以前書いたことがある*1けど、実写映画はその逆にいいものもそれなりにあると思う。

もちろん、実写映画の方が(配給として)アニメより多いだけなのかもしれないが、以前書いた「フラバー」*2なんかはとてもよく出来ていると思った。そして、この映画もまた「良く出来ている」と思う。

全体的な感覚としては「ベイブ」*3に近いが、主人公の犬「バディ」は最後まで喋らないので、子供っぽさも少なくて大人でも抵抗なく楽しめる。子供は多分いうまでも無い。

ストーリーは

ボール遊びが好きだったゴールデン・レトリバーだったが、元の飼い主(ピエロ)に捨てられ、偶然引っ越してきたばかりで友達のいない男の子と出会い、彼の好きだったバスケットで一緒に遊ぶうちに、彼に、家族に、そして彼の周りの人達にとって掛け替えの無い存在になっていく。だが、その事を知ったピエロが彼を取り戻しに来ようとする・・・。

って感じのストーリー。とにかく、とにかく判りやすいストーリー。なんかほのぼのする映画だ。

ストーリーがシンプルであるが故に、珍しく私が突っ込みを入れる気にならないぐらいだ。まぁ、あえて入れるとすれば「アメリカのプリンって固まってないホットケーキミックスみたいでヤバそうだ」とか「新聞が届かない原因はもう少し早く気付くだろう普通」とか「本当にピエロを最後に出す必要があったのか?」*4とか「犬のチェーンが外れなくて苦労する前に首輪についているカラビナに気付けよ!*5」とか微々たる物はあるけど、そんな事は主人公の「バディ (ゴールデンレトリバー)」が可愛いので全部許します。この子の演技力はとにかく自然で気持ちがいいです。

特に試合のシーンでの活躍ぶりは「や〜ん、かわいぃ〜!この子何歳ですか〜♪」と、公園でいきなり近づいてくるどこの犬好きOLですか?ってぐらい黄色い声を上げたくなってしまう。

ちなみに、主人公のバディは人気があるからか、続編があと2作あるらしい。そっちの方はDVDになっているみたい。見てないけど。


どうでもいいけど、無意味に「お手」をさせて「握手」しているシーンの子供っぽさにグッ!と来ました。

*1:カホンタス:過去記事⇒id:kenbot3:20060624:p1

*2:フラバー:過去記事⇒id:kenbot3:20051211:p1

*3:ベイブ:過去記事⇒id:kenbot3:20070514:p2

*4:ピエロが取り返しに来なくてもキレイな終わり方は出来ると思う。

*5:ま、子供だからしょうがないか。