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合言葉はSite Seeing

遺跡探検

「毎日映画を見ますか?」と問われれば、ほとんどの人はNOと答えるだろう。本当は毎日でも見たいと思っている人も多いだろうけど、現実はそうは行かない。

作られた映像表現、という意味では「夢」も映画と同じなんじゃないかと思う。監督は自分、演出も自分、主演が自分のこともあるし、そうでないこともある。映画で夢を見る人がいるのと逆に、夢で映画のような体験をすることも出来る。


前置きが長くなったが、今朝も夢を見た。主演はもちろん自分だった。

私はある研究所の若手研究員で、上司の命令でとある無人島の調査に部下数名と共に向かった。その無人島はかつては人間が住んでいたと思われる遺跡が残されているのだが、現在は誰も住んでいない廃墟となっている島だ。そこにある調査をする為に上陸した。

調査の内容はこの遺跡も含め、この無人島を一大レジャー施設に出来ないか?という内容だった。そのために、その島がどんな場所で、どんなレジャーが望ましいのか総合的に調査するという依頼だった。

調査を開始してしばらくは順調だった。上陸した浜から少し上ったところにある丘にテントを張り、そこをベース基地にして近隣の調査を始めた。既に航空写真などを基に作成された地図はあったので、迷うことはなかった。住んでいる生き物、育っている植物、土地の様子などいろいろな角度から調査を行なっていった。

夜になると拾ってきた枯れ木で焚き火をし、満天の星空を眺めながらちょっとロマンチックな雰囲気。ともあれ、あとは遺跡の調査を行なうだけとなった。

翌朝、遺跡に足を踏み入れて調査を開始。門と思われる場所を調査していると、正面から見たことのないぽってりとしたサンショウウオの様な形をした黄色い生き物が数十匹こちらに向かってきているのが見えた。今回の依頼は調査が目的のため、生き物の採取や危害を加えることは基本的に禁止されていた。このままでは接触する事になってしまうと、引き返そうと後ろを振り返ると、そこにも同じ生き物が迫ってきているところだった。挟まれた。

門の影に身を潜めて様子を伺うと、2つの群れは門の所でピタリとぶつかり合い、それまでの温和な様子とは一転、凶暴に変化して戦い始めたのだ。巻き沿いを食ってはたまらんと、逃げ出す私達。しかし、気付かれたのか謎の生き物達は争いを止め、私達に向かって猛烈な勢いで突進してきたのであった・・・。


と、この辺りで残念ながら目が覚めてしまった。その後、調査はどうなったのか?とか気にもなることはなるんだが、夢なのであまり深く考えても仕方がないか。今考えてみると「ジュラシック・パーク」っぽいニュアンスが含まれている気がする。

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それとも「無人島」っていう感じは、「キャッチミー・イフユーキャン」に出演していたトム・ハンクスの影響だろうか。無人島の映画のタイトルは「キャスト・アウェイ」だ。あれはかなり異色でもあるが、スゴイ映画だと思う。ぜひ、見て欲しい。

参考: