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うっかりの美学(4)

これが最後。
この様に。うっかりが生み出す人生の分岐点や、新たな経験というものが存在する。いい事ばかりではないけれど。手間かかるし。
よく、『失敗は成功のもと』という。これは『次は成功する。失敗から新しい発想が生まれる』という意味で使われる。
うっかりも失敗のひとつだ。そして、それが新しい人生の経験や分岐として機能することになる。
大事なのは、うっかりを受け入れられる雰囲気だ。それをぬるま湯と評する人もいるが、新しいことが生まれる、芽生える場所は、決してぬるま湯ではなく、適度な環境だと思う。
それがうっかりの美学。