みた、こと。きいた、こと。

合言葉はSite Seeing

ニュースにおける字幕の優位性。

映画の日記といいながら、もう何年もまともに映画を見ていない気がする。いろんな人に勧められてはいるんだけど、そういう気にならないというのが本音。
ま、それはともかく。
映画においては「字幕」と「吹き替え」はたびたび議論にあがる。それぞれにメリットがあるし、自分的には「そんなのは自分の好きな方で見ればいいよ!」と思っている。そういえば、過去にそんな感じのことを書いたこともある。*1
とはいえ、エンターテイメントとして楽しむことが前提の映画やドラマと違い、内容の正確性を重視されるニュースの場合は意味が異なると思っている。これについては(音声でなければ伝えられない状況の場合を除いて)「字幕がいい」と思っている。
細かい理由もあるが、大まかに言えば以下の3点。

  1. 字幕にすることで要約され、伝わりやすい内容になる
  2. 元の発言者の声が入るため、要約に間違いがあるかも検証できる
  3. 画面のキャプチャー(静止画や動画のサムネとして)に意味が持てる

特に重要なのは2番目で、これは英語日本語の吹き替えに限らず、日本語同士の場合でも元発言者の声は大事だと思っている。*2
最近では、エンターティメント的な番組でも、キャプションを付けるのが主流になっている。あれはあれで、過剰な演出なものもあってウザイと感じることもあるが、少なくともニュースにおいては吹き替えより字幕にするべきだと思っている。

*1:字幕か吹き替えか。:過去記事⇒id:kenbot3:20041019:p1

*2:放送時間の都合で意図的にカット/編集される可能性もあるという問題が別にあるとしても