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映画の中のネクタイ。

ネクタイ。就職活動を始めた男子が主に悩む最初の関門であり、スーツ姿の男性の数少ないおしゃれアイテムの1つ。
色やデザインも様々でありまた、値段についてもその形状からは考えられないぐらい高いものから、駅のホームで投売り的に売られているものもあるピンキリなもの。
おしゃれに詳しいわけじゃないので、ネクタイについて御託を並べるつもりは無いんだけど、映画をいくつか見ていてちょっと気が付いたことがある。ネクタイの解き方、だ。

普通、ネクタイの結び目は家に帰ると完全に解き、一本に伸ばしてからネクタイハンガーなどにかけて保管する。そこに疑問の様なものは無いんだが、日本人よりネクタイの歴史が長いハズの欧米的映画を見ていると、ネクタイを解かないシーンが意外と多いことに気が付いた。

ネクタイを解かない。

ネクタイの結び目を解かずに、輪の状態のまま長さ調節を行うだけで首から外し、次の日の朝にそれを首に掛けて軽く締めて出かけている。まぁ、この手のパターンは殆どの場合ラブシーンのあとが多いんで、そういう事情的なものもあるのかも知れない。

映画の限られた時間の中でチマチマとネクタイを結んでいるシーンを入れるワケにもいかないと思うので、そういう演出が多くなるのかも知れないが、カッコイイ俳優達が気だるげにネクタイを締めている様は、それだけで絵になるんだから不思議*1なものである。

*1:どうでもいいが、日本の場合も解かずに緩めて締め直すケースがあるが、なぜか忘年会やカラオケで頭に巻くケースの方がイメージしやすいと言うのも、これまた不思議と言う他ない。