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ガレット・デ・ロワ

昨日、突然飲み会に誘われた。
去年(間接的に)参加していた社内改善活動の打ち上げ会に。お疲れ様会的に。

その席に、ケーキを持ってきてくれた人がいた。しかしそれは、普通のショートケーキではなく、新年に食べる「特別なケーキ」だったのだ。

ガレット・デ・ロワ

ガレット・デ・ロワ(仏:galette des rois)は、フランスの菓子である。

仏の各地方で少しずつ異なるが、ポピュラーなものは王冠がのったパイにアーモンドクリームが入ったパイ菓子で、1月6日(キリスト教のエピファニー(仏: Epiphanie, 公現節)に切り分けて食べ、中にフェーブ(そら豆の意)と呼ばれる陶製の小さな人形が入っていた人は紙で作った王冠を被り、祝福を受け、その幸運は1年間継続する。

日記なんだから、こういう時に写真を撮らなくちゃいけない!っていつも思うんだけど、食欲に理性が負ける。というワケで、食べてしまってもう跡形も無い。
新年にケーキを食べるという習慣は、ある意味興味深い。持ってきた人曰く、「最近流行ってるんですよ!」だそうだ。覚えておこう。
ちなみにローカルなルールもいくつかあるらしい。切り分けるのは誰がやっても良い(家族がやる場合はもちろん大人がやるとしても)そうだが、パイを選ぶのはその場にいる一番若い人から選んでいくんだそうだ。その他にもちょっとしたバリエーションもあるらしい。そういうルール、大好き。
ちなみに、上の説明の中にある「陶製の小さな人形」は、一番若かった後輩の女性が今回は引き当てました。
おめでとう!幸多き一年を!