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合言葉はSite Seeing

Wii Fit と Wii Sports (番外編)

Wiiフィット (「バランスWiiボード」同梱)
Wiiが発売されて最初に買ったゲームは、「Wii Sports」だった。
買った当時はWiiリモコンの目新しさと、その爽快感から体中が筋肉痛になるまでやり続けた。そのプレイ熱は自分が考えていたより早く冷めた。1ヶ月を過ぎたぐらいでやる回数が日に日に減ってきて、いつしかWiiを起動しなくなっていた。

あれから一年。今、Wii Fit をやりながら思うことがある。

 『Wii SportsWii Fitは似ているようで違うのかもな』

と。って事で、今回は Wii Fitのレポートから少し離れて、番外編的な昔話から考えたことを。

(いつの間にかシリーズ化してるけど、これも長文)

過去記事

Wii Sports をやらなくなった理由

Wiiに始めて触れ、今まで感じたことの無い Wii Sports のコントロールの仕方や爽快感は感動的だった。そんな事はもちろん、今更私が力説するようなものではない。
その当時は「このゲームをやり続ければ、体が鍛えられるんじゃない?」と真剣に思っていた。やり続けちゃうかも!?と思うほど楽しんでやっていた。
しかし、ふと気が付いた時には止めていた。「Wii Sports」は全く遊ばないソフトになっていた。その終焉は、思っていたより早く、また唐突に来た。

今まで、その原因は何かをあまり真剣に考えないようにしてきたのだが、「Wii Fit」をプレイする内に、なんとなく判ってきたことがある。

 『自分の限界を感じたから』

だった。

自分の限界

Wii Sports で私が得意だったのは「テニス」「ボウリング」「ゴルフ」の3つだ。特にボウリングはこの中でも一番先に「プロ」になり、結構自慢だった。自慢できる相手はいなかったけど。

最初の内はガンガン上がっていたスコアが次第に緩やかになり、自分の限界が見えて来た。もちろん、プレイを続けることで、その限界を超えた選手になる、次の段階への成長があるのかも知れないが、ヘナチョコゲーマーである私は、いつしかこういう考えを抱くようになっていた。

 「失敗して自分の点数が下がるのヤだなぁ」

Wii Sports のスコアとは「熟練度」のことだ。この数字は自分のプレイ結果によって上下していくものである。例えばテニスの場合は対戦相手との勝負だし、ボウリングは自分の取ったスコアによって決まる。ゲームに慣れてきて、コツを掴み始めるとグングン点数は伸びる。偉い楽しい。だが、限界は必ず来る。点数が上がったり下がったりと横ばいを続けていくうちに、いつしか上記のような事を考えるようになったのだ。

たぶん、それは自分の限界だった。そして、その限界に対する逃避行動として「ゲームをやらない事」となったのだと思われる。単純な話として。自分のいい時の思い出を残しておきたい心境として。

スコア、点数の必要性について

ゲームにはスコア・点数の概念は必要である。もちろん、駆け引きだけを楽しむゲームもあるし、ロールプレイングゲームやシミュレーションなどはスコア自体が無いので、必須ではないが、一般的には点数(場合によっては時間など)を競うことで「他人」や「過去の自分」に挑戦を続けていく事こそが、ゲームの楽しさである。

Wii Sports は「スポーツである」という事で、それぞれのスポーツにあわせた「点数」が用意されていた。テニスなら「ポイント数やマッチ数」だし、ボウリングなら「倒したピンの数(スコア)」の事だ。だが、コレは「1つの試合、ゲームの結果」でしか無い為、長く続けていくための仕組みとして「熟練度」が用意されている。このスコアを高めていくことで、他の人と競うことが出来る様になっていた訳だ。

Wii Fit のスコアについて

Wii Fitにもスコアはある。それぞれのトレーニングをやると「0〜100点」で評価をしてくれるし、バランスゲームは点数や時間で競うことが出来る。これで、他の人と競ったりすることは出来る。

だが、Wii Sports にあったような「熟練度」の様なものは無い。強いてあるとすれば、「運動貯金」ぐらいだが、これはマイナスの要素は無い。完全にプラス方向のみだし、そもそもこれは単純にプレイ時間と大差無いので、結果的に言えば「他の人より優れている」という競うべきモノではない。

Wii Fitにおけるスコアは、単純に「1回1回のプレイ」だけの単純な記録のみなのである。そして、マイナス的要素はどこにも無いというのが Wii Sports との違いなのだ。

Wii Fit の目標について

Wii Sports の目標は何か。
スポーツであることから、「体を鍛えること」と結論付けても良いんだけど、やはりそれは「習熟度」であったんだと思う。私たちは、習熟度を高めるために何度も何度もプレイを繰り返した。そういう意味では、Wii Sports はゲームであった。

Wii Fit の目標は何か。
殆どの人の場合は「体重」(やBMI)と「バランス年齢」になるだろう。バランス年齢は他の人と競うことも出来るかもしれないが、下げ続けることを目標とするよりも、上げないようにする努力の方が大事だし、体重に関してはもう誰かと競うようなものではない。

Wii Sports とは目標、目的が明らかに違うものであり、ゲーム的ではあっても、ゲームではないのかもしれない。



Wii Fit とは、こんなゲームである。

さて、まとまりが無くここまで書いてきたが、今回も「まとめ」を書いておく。

今回のまとめ

Wii Sports をプレイしていた頃は、毎日が楽しかった。たぶん、今から始めてもまた新たな気持ちで楽しめるんだと思う。決して、プレイに飽きたワケではないのだから。

いや、むしろ今だからこそ、Wii Fit で体重を管理しながら、Wii Sports で体を鍛えるという事も出来る。体重管理だけなら Wii Fit のディスクは要らないから、Wii Sports をドライブに入れっぱなしでもいいし。

いや、むしろダイエットなどの有酸素運動という点では、Wii Fit に付属しているメニューよりも Wii Sports の方が燃焼率は高く、ゲーム性も高いので飽きないだろう。計った訳じゃないけど、ダイエットに持って来いだ。Wii Sports で30分、1時間と体を動かして、それを Wii Fit の「運動メモ」にその時間を追加して、体重測定をすれば良い結果が出るだろう。それを毎日続ければ、熟練度以外の目標が出来て、Wii Sports も今までより長く楽しめるだろう。

Wii FitWii Sports は「どちらか一方だけあればOK」というのではなく、「両方あるともっと楽しい」ものになるかも知れない。いや、なる。

そんな気がした。