みた、こと。きいた、こと。

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初版の事情。

本来、本来。本来、本の価値は中身である。もちろん人それぞれ好みや目的が違うから、本は次々と産み出され、消費されていく。
その沢山の本の価値として共通項的にあげられるのが『版数』である。本来、本来は単なる本の管理番号の一つであり、場合によっては内容のやや異なるバージョン違いを表す。
しかし、殆どの場合は改訂されたバージョン違いよりいわゆる『初版本』の方が価値は高い。映画等の中でも、恋人へのプレゼントに初版本を送るなんてシーンも少なからずある。
初版本の価値はどこにあるのか。たぶんそれは『昔から注目していた俺的証』なのかも。